「ホントにこの道で大丈夫?」 「大丈夫だ。問題ない」
距離からみれば通常なら30分。地図上で見れば非常にお手軽に「スイーツ」「神社」「寺」「銘木」「遺跡」の5つを堪能できるコースです。
ただし行程の後半は岡崎でも類を見ないほどの通常走行は不可の悪路。ほぼUターン不可の1本道は、ただ一言「行くこと“は”できる」としか言えません!!
※どれだけ狭い悪路でも、目的地250m手前までは車で行くことはできます。
ただし脱輪には注意。人は通りませんし、きっと助けも呼べません。
おすすめの季節
2時間未満
START
車で4分
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わがしどころ もんや
和菓子処 もんや
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新東名から岡崎東インターチェンジを降りて最初に向かうのは、岡崎の奥座敷・樫山町が誇る和菓子処「もんや」。
名峰本宮山から流れる男川の水と匠の技で作られた和菓子は絶品です。まずはここで物資を補給しましょう。
おすすめは巨峰大福。餅の皮の中にジューシーなブドウが丸ごと一個入っています。
車で3分
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すがじんじゃ
須賀神社
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1513年に再建された、須佐之男命を祭る額田地区最大の神社です。神社に格納されている山車と祭りばやしは岡崎市の無形民俗文化財に指定されています。
この先、行程の八合目あたりで「須佐之男神社」に立ち寄ります。まずは、そこまでたどり着けるように祈願しましょう。
車で6分
3
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さくらいじ
桜井寺
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三河五薬師の一つに数えられ、高野山平等院末寺として弘仁4年(813)に空海が開基した古刹です。
この寺には、県重要文化財指定の青銅の磬(けい)があります。中央撞座には、八葉複弁の蓮華座が大きく鋳出されています。孔雀文様は全体の輪郭線が美しく、県下在銘金石文としては最古といわれます。
ここが五合目ですが、この先はこれまでの平穏な行程とは違い、運転技術と精神力が試される魔窟です。念のため、ここで脱輪しないように祈念しましょう。
車で30分※車幅ギリギリの山道のため要最徐行
4
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すさのおじんじゃ・きりこしのめおとひのき
須佐之男神社・切越の夫婦ヒノキ
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うっそうと茂る林と、コケと窪みとひび割れだらけの狭い悪路を抜け、鳥居が見えたら小休止。
最初に購入した巨峰大福で、消耗した集中力を回復してください。
石段の上にある須佐之男神社は、森に覆われているように見えますが、覆っているのは階段両脇に生息する2本のヒノキ。樹齢400年ほどで枝が長く垂れ下がり、10mを超える長さがあります。樹形はヒノキとしては他に例を見ないほど太い根が多く、岩を抱えながら地上に露出しています。
夫婦ヒノキと呼ばれるそれに守られるように、社がひっそりと佇んでいます。
車で10分弱※要最徐行走行+徒歩5分
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はちめんせきとう
八面石塔
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須佐之男神社からさらに北上すること最徐行で10分弱。目的地250m手前で、いよいよ徒歩となります。
山道を道なりに進むと、見えてくるのは最終目的地である「八面石塔」。鎌倉初期の建造とされ、平氏一門の流れを受け継ぐ本間一族の墓といわれています。
重厚な雰囲気と異界を思わせる佇まいを味わって下さい。
※現地までのルートは、下記「詳細ページ」でご確認下さい。桜井寺を過ぎるとほぼUターン可能スペースのない車幅ギリギリの滑りやすい山道が約3㎞続きます。人家もなく、万一対向車がある場合は数百mバック走行が必要です。運転不安を感じた場合は無理をせず、Uターン可能な場所で引き返されることをお勧めします。
GOAL
MAP