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管理栄養士 小山浩子氏 監修 岡崎おうはん×牛乳 +1調味でおいしい乳和食レシピ

2024年2月22日(木)に岡崎市東部地域交流センターむらさきかんにて、「岡崎おうはんを使った乳和食」をテーマに料理講習会(主催:中部酪農青年女性会議)が開催されました。ぜひ、みなさんも作ってみてください!
乳和食とは、味噌や醤油などの伝統的調味料に「コク味」や「旨味」を有している牛乳(成分無調整牛乳)を組み合わせることで、利用されている食材本来の風味や特徴を損なわずに食塩やだしを減らし、美味しく和食を食べてもらう調理法です。
【材料(4人分)】
鶏むね肉(岡崎おうはん) 2枚 ※1枚を半分に切る
小麦粉 大さじ4
牛乳 大さじ4
パン粉 40g
サラダ油 適量
レモン 1/2個 ※くし切り
プチトマト 8個
タルタルソース(市販品) 適量
【下準備】
鶏肉は1枚を半分に切り、表面の水分をふき、白こしょう(分量外)をふり、小麦粉(分量外)をポリ袋の中で、うっすらまぶしておく。レモンはくし型に切っておく。ボールに小麦粉と牛乳を溶き、パン粉はポリ袋にいれておく。

【作り方】
  1. 鶏肉にミルク衣をからめ、パン粉をしっかりつける。
  2. フライパンにサラダ油を1cmほど加え、170度に温めこんがり揚げる。
  3. 鶏カツをお皿に盛り、レモン、トマト、タルタルソースを添えて完成!

☆ポイント☆
  • 肉質がやわらかい岡崎おうはんとミルク衣はとても相性が良く、鶏肉がしっとり仕上がります。また、肉の味がしっかりしているので、塩をふらなくてもこしょうだけで、減塩でもおいしく食べられます。
【材料(4人分)】
牛乳 300ml
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1 1/2
鶏ひき肉(岡崎おうはん) 100g
じゃがいも 中2個(200g) ※一口大
にんじん 小1/2本(50g) ※輪切り
玉ねぎ 中1/2個(75g) ※スライス
さやいんげん 2本 ※両端を切る

【下準備】
じゃが芋は一口大に切り、水につける。にんじんは輪切り、玉ねぎは繊維に沿ってスライスにする。いんげんの両端を切る。

【作り方】
  1. 鍋に牛乳、めんつゆ、ひき肉を合わせて箸でひき肉をほぐす。ここに下処理した野菜を加える。クッキングシートで落とし蓋をし、時々底を混ぜながら、中火で10分程加熱する。
  2. じゃが芋が八分ほどやわらかくなったら、クッキングシートを外し、強火にする。
  3. ヘラで鍋底を混ぜながら、水分を飛ばし、少し煮汁が残る程度で火を止める。
  4. そのまま少しおいて煮汁を含ませる。
  5. 器に盛りつけて完成!

☆ポイント☆
  • コクのある岡崎おうはんの鶏肉を使えば、具材を最初に炒めなくても、煮物がおいしく仕上がります。減塩でも、コクと旨味がミルクと出会い、おいしく食べられます。
  • 生姜の千切りを添えても美味しいです!
【材料(4人分)】
鶏もも肉(岡崎おうはん) 1枚(300g) ※皮に包丁の先で小さな切込みを全体に入れる。
牛乳 大さじ2
ポン酢しょうゆ 大さじ2
冷凍ほうれん草 1/2袋(90g)
白ごま 少量
【下準備】
鶏肉は表面の水分をふき、皮に包丁の先で小さな切込みを全体に入れ、表面のすじを切る。1枚を半分に切る。鶏肉は常温に出しておく。

【作り方】
  1. フライパンに鶏肉の皮面を下にして、鍋等を乗せて重石を師、中火で7分とおり火を通す。
  2. ひっくり返し、さらに加熱する。
  3. ほぼ肉に火が通ったら、油をふきとり、火を止める。牛乳をポン酢しょうゆを加えて煮からめる。
  4. 鶏肉を取り出し、煮汁が残った状態のフライパンにほうれん草を加えて炒める。
  5. 鶏肉を食べやすい大きさに切り、お皿に盛る。ほうれん草を添え、ごまをかけて完成。

☆ポイント☆
  • 肉質がしっかりしていて、味の濃い岡崎おうはんのもも肉。鴨肉等のジビエに近い印象です。一般的な鶏肉に比べて、火が通るのに時間がかかります。皮面からゆっくり焼くことをおすすめします。
  • 鶏肉そのものの味が濃いので、今回紹介したミルクポン酢の他、塩、こしょう等、シンプルな味付けがおすすめです。
【材料(4人分)】
2合(300g) ※15分以上浸水
大さじ2
牛乳 100ml
2合目の目盛まで
梅干し 2個 ※塩分8%以内のものがおすすめ
ささみ(岡崎おうはん) 2本 ※表面の水をふき、酒小さじ2(分量外)をかけておく。
白ごま 大さじ1
青じそ 10枚 ※千切り
【下準備】
  • 米は洗って、たっぷりの水で浸水しておく。
  • ささみの表面をペーパーでふき、酒をかけておく。

【作り方】
  1. 米の水分をきり、釜に入れる。ここに酒、牛乳を加え、水を2号の目盛りまで加える。
  2. 表面に梅干しとささみをのせ、早炊きで炊く。
  3. ささみをほぐし、ごまを加えて全体をさっくり混ぜ、お椀に盛り、青じそを添える。

☆ポイント☆
  • このレシピでは味付けが梅のみですが、白だしを大さじ1加えて炊いても美味しいです。
  • 牛乳を加えることで、ささみがしっとり仕上がります。
【材料(4人分)】
味噌(八丁味噌) 大さじ2
牛乳 大さじ4
和風顆粒だし 小さじ1 1/3(4g)
焼き麩 20個
熱湯 600ml
青のり 適量

【下準備】
1ℓの計量カップまたはボールに味噌、牛乳、だしを合わせ、麩を入れておく。お湯をわかす。

【作り方】
  1. 調味料と牛乳、麩を入れたところに、分量の熱湯を注ぎ混ぜる。
  2. お椀に盛り、青のりをかける。

☆ポイント☆
  • お湯を注ぐだけで簡単に作ることができる減塩味噌汁です。ごま油を少したらしたり、ゆずの皮の千切りを少量加えてもおいしいです。
  • 乾燥わかめ等、お好きな具材で作ってみてください!
レシピ作成
小山 浩子先生(料理家・管理栄養士)

大手食品メーカー勤務を経て2003年にフリーに。NHKをはじめ健康番組出演等幅広く活動。これまでに指導した生徒は7万人以上に及ぶ。著作も多数あり、「目からウロコのおいしい減塩 乳和食」で2014年グルマン世界料理大賞イノベイティブ部門世界第2位、2019年には「やさしい、おいしい はじめよう乳和食」で同大賞チーズ&ミルク部門世界第2位を受賞。健康と作りやすさに配慮したオリジナルレシピを発信し続けている。メディアで話題の乳和食の開発者でもある。
(参照:小山浩子オフィシャルサイト「www.Koyama165.com」)

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