岡崎東部の銘木巡り
岡崎の里山・額田地区にあるふるさと銘木を回るルートです。自然の雄大さと、大地に根付く力強さを感じてください。
おすすめの季節
半日
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じとくいんのおおいちょう
慈徳院の大イチョウ
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鳥川町のお寺・慈徳院(じとくいん)にそびえる大きなイチョウの木は、樹齢は300年と言われていますが詳細は分かっていません。毎年11月頃に葉が一斉に黄葉する姿は圧巻です。
慈徳院は現在無人ですが、地域住民の皆さんの手できれいに管理されています。
お寺に至る登り坂には「西国三十三所観音」(さいごくさんじゅうさんしょかんのん)が並んでいます。江戸時代、観音札所巡礼の流行は鳥川にも及びましたが、実際に各地を巡礼することは大変なことでした。そこで、各霊場の本尊の石像を身近に祀り、それを参拝することにより実際に巡礼したことの代わりとしたものです。
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とよとみなし
トヨトミ梨
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岡崎市の天然記念物に指定された野生梨の一種で、固有種(この地域にしかない独立した種類)です。野生のトヨトミ梨は世界でこの一本しかありません。ピンポン玉サイズの小さな実をつけますが、地元ではかつて「石梨」と呼ばれていた通り、硬くて渋いため食用には適しません。
かつて樹齢300年を超える大木でしたが、昭和34年の伊勢湾台風で幹が枯れてしまいました。しかし、根元から枝が伸び、現在のトヨトミ梨となり復活ました。平成21年の台風18号でも再び根元から倒れ枯死寸前でしたが、奇跡的に復活をして現在のトヨトミ梨の姿になり、鳥川復活の象徴となっています。
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てんおんじ・みかえりのおおすぎ
天恩寺・見返りの大杉
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貞治元年(1362)足利義満が尊氏の遺命で建立したと言われており、臨済宗妙心寺派の三河地方の中心寺院です。室町中期の代表的建築物である仏殿と日本最古の薬医門である山門はともに国の重要文化財に指定されています。また、徳川家康公朱印状始め宝物も多く所有されており、年に1度の寺宝展で一般公開されます。苔むした50段余の石段を登り、山門をくぐると杉の老木が枝を伸ばし、境内を覆い、石牛池からの眺めは深山幽谷の相を呈し、禅寺の雰囲気を感じることができます。
1575年、家康公が長篠城へ向かう際に天恩寺で一泊した翌日、大杉の下まで来た時に延命地蔵に呼び止められ、大杉の影から矢を射る敵から寸前で身を守ったという逸話があります。家康公は延命地蔵へ礼拝し、何度も大杉を見返りながら長篠へ向かったそうです。
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かしやま
かしやま
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緑豊かな町額田支所下、くらがり渓谷下流川沿いにあるかしやまバーベキュー。
室内で楽しむ炭焼きバーベキューは、若鶏、ブタ、牛、エビ、新鮮な野菜などを、店主考案の自家製ダレでご賞味ください。
5〜10月の夏期は、鮎料理をご用意。11〜3月の冬期は、鍋料理をご用意。
男川のせせらぎ、自然の四季を感じながら、炭焼きバーベキュー・会席料理・鍋料理をお楽しみいただけます。
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わがしどころ もんや
和菓子処 もんや
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本宮山から流れる清らかな男川の水を使い、職人が作り上げる和菓子は、贈答用の生菓子から日常のおやつまで様々。中でも季節の果実を丸ごと包んだフルーツ大福が大人気です。
岡崎の奥座敷ぬかたの美味しい空気と共に四季折々の甘みを味わってください。
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なつやまのねあがりすぎ
夏山の根上り杉
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樹高約35m、幹周り6.5m、樹齢は推定800年と言われており、夏山小学校(夏山町)の南、およそ500mの場所にあり、目の神様として信仰されている諏訪神社の境内にそびえ立っています。根が地表から大蛇のように浮き上がっている様子から、根上りのスギとも呼ばれています。(岡崎市の天然記念物に指定)
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てらののおおくす
寺野の大楠
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幹周り約12m、樹高約36メートルのクスの木は、約6mの断崖上に成育していて、根の部分が断崖の下に広がって露出しています。現れている根の部分の横幅は10mを超えていて迫力満点!推定樹齢はなんと1,000年以上!愛知県の天然記念物に指定されており、木の真下に建つ「寺野薬師堂」は1846年に再建されたもので、三間四方の寄棟(よせむね)で彫刻なども見ごたえのあるお堂です。
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きりやまのおおすぎ
切山の大杉
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樹高約38m、幹周り8.5m、根周12mの大スギは、見事な樹形を持つスギで、垂れ下がった枝の一つが地中に根を張って成木となっており、この特徴からスギの中の「アシウスギ」であることがわかります。推定樹齢はなんと1,000年以上!
白髪の老翁がこの地にスギの杖を逆さまに挿して立ち去ったのが生長したという伝説が残されているパワースポットです。(愛知県の天然記念物に指定)
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