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岩津城跡

築城は、松平2代泰親が応永28年(1421)に加茂郡松平郷から岩津に進出を果たしたことに始まると伝えられています。山城跡は戦国時代の様相を示す優れた縄張構成をもつ城郭で、中世城郭のほぼすべての要素が揃っている重要な遺構。
岩津城は1,400年前半に、松平郷から岩津に進出した松平泰親・信光の時代に築かれたとされます。
築城当初の姿は不明ですが、現在の縄張りは家康公の改修によるものと考えられています。
戦国時代の城の要素(土塁・土橋・横堀・竪堀・馬出・枡形・櫓台)がほとんど揃った「土の城」の到達点といえる城跡です。横堀や馬出はそれぞれ日近城跡と山中城跡でもみられますが、岩津城跡ではその機能が高度化・複雑化しています。
そして、岩津城からさらに戦国期の岡崎城へと「家康の城」は発展していきます。

縄張図全体はこちらから


画/Lea
  • 土橋

    土橋

土橋は主郭正面の入口となる狭い通路です。
両側に幅と深さのある空堀があるため、敵は土橋から攻めるしかありません。土橋の手前には難攻不落の馬出があり、また土橋は主郭土塁から射撃の的になります。
  • 信光明寺

    信光明寺

  • 岩津天満宮(画像提供:岩津天満宮)

    岩津天満宮(画像提供:岩津天満宮)

  • 余香殿なおらい(画像提供:岩津天満宮)

    余香殿なおらい(画像提供:岩津天満宮)

  • 真福寺

    真福寺

  • 酒井広親石宝塔

    酒井広親石宝塔

  • シェ・カズ

    シェ・カズ

信光明寺

岩津城主の松平3代信光が宝徳3年(1451)に祖父親氏・父泰親の菩堤のため、岩津に創建した寺院です。
往時、壮麗を誇った建物は伊勢新九郎に放火され焼失しましたが、焼け残った観音堂は、文明10年(1478)に建てられたもので国の重要文化財です。室町中期の禅宗的趣味が明確に現れています。

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岩津天満宮

菅原道真公を祀る岩津天満宮は、学問の神様としてよく知られ、進学祈願の参詣者が年中参拝します。
毎年2月から3月下旬には、紅梅、白梅、枝垂れ梅など約400本が咲き乱れる梅の名所としても知られています。
(梅の咲く時期だけ梅苑が解放され、梅鑑賞をお楽しみいただけます)

詳しくはこちら
 
真福寺

創建の歴史は古く、白鳳時代(594年)に遡ります。
物部守屋の次男真福が本堂山で霊験を得て、山上に湧き出でる泉を発見しました。
これを広く世の中の人々に分け与えようと仏寺建立を思い立ち、都にのぼり時の摂政であった聖徳太子の許しを得て建てたといわれています。
今日では竹膳料理の寺として親しまれています。

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酒井広親石宝塔

徳川四天王のひとり酒井忠次公の始祖(6代前)。松平氏が岩津に進出してきた頃からの最古参の譜代。この石宝塔は市内で最も古い墓塔のひとつである。
 
シェ・カズ

市内・岩津町にある人気の洋菓子店。
竹千代公や家康公をモチーフにしたユニークなロールケーキをはじめ、グルテンフリースイーツも揃っています。

詳しくはこちら(店舗公式サイト)

 
岩津城跡の周辺には、徒歩で巡ることのできる寺社や史跡が点在しています。
歴史を感じながら散策できる「岩津巡り」、ぜひ楽しんでみてください。
 

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