QURUWA戦略 編
~QURUWAパブリックライフ豊かな公共空間のある暮らし~
レクチャー概要
まちづくりの実践者/コーディネーターとして、公共と民間の狭間で奔走してきた経験に基づき、事例紹介と意見交換を行います。
【主なレクチャー内容】
- QURUWA戦略の概略(「行政主導・市民参加」から「民間主導・行政支援」への転換)
- りたが初動期に果たした役割とその背景
- まちづくりの戦略と戦術のポイントと実例
- なぜ、岡崎には民間プレイヤーが多いのか?
- これからのまちづくりのヒント(部分最適から全体最適へ)
【タイムスケジュールイメージ:合計120分】
- 40分 レクチャー
- 60分 まち歩き
- 20分 意見交換
ご要望に応じてレクチャー内容やコースはアレンジ可能です。
~QURUWA戦略とは~ 乙川が東西に流れる岡崎市。 その中心部に位置する公共空間のそれぞれを「Q」の字で結んだエリアを「QURUWA(くるわ)」と名付けました。 目指すのは、QURUWAにあるみんなのための空間で、市も市民も一緒になって、誰もが「やってみたい」にトライできるようにすること。 そうして生まれた変化がもたらす波及効果で、まちの好循環をはかります。 ※詳しくはこちら→【QURUWAウェブサイト】(外部リンク)
講師
【講師】NPO法人 岡崎まち育てセンター・りた 事業企画マネージャー 天野 裕
~プロフィール~
1976年岡崎生まれ。コミュニティ・デザイナー
博士(工学)。専門はメキシコシティの都市政策とまちづくり史。
1999年、東京工業大学在学中に同郷の三矢勝司と岡崎CDC研究会(OCDC研)を立上げ、奈良井公園の再整備計画、岡崎市図書館交流プラザ・りぶらの基本設計ワークショップなどを経て、りたの礎を築く。
東京10年、メキシコ3年を経て、2007年岡崎にUターン。
路地、水辺、銭湯、石積みなど、絶滅が危惧される暮らしの舞台の継承と潜在的な価値の発掘をテーマに、松應寺横丁、乙川のかわまちづくり、QURUWAのまちづくり等に携わる。
岡崎のまちのうんちくを語り出すと長い。
近年は額田南部の片麻岩の石積み文化の保全と啓発に力を注いでいる。
~受賞歴~
2012年 国土交通省「第1回まちづくり法人『まちづくりの担い手サポート部門』国土交通大臣賞」※りたとして
2014年 日本建築士会連合会「第8回まちづくり賞」※松應寺横丁まちづくり協議会として
2017年 都市景観大賞「景観まちづくり活動・教育部門優秀賞」※市政100周年「岡崎百景」
2019年 国土交通省「手づくり郷土賞『グランプリ(一般部門)』」※おとがワ!活用実行委員会として
2019年 ミズベリング「川ろうぜ、街がえようぜ大賞『大賞・オーディエンス賞』」※Makita boys(殿橋テラス緊急撤去チーム)として