きかくてん「にほんとうおしがたてん ~ゆうげんびのせかい~」
企画展「日本刀押形展 ~幽玄美の世界~」
日本刀を紙に写した押形を中心に展示します!
日本刀押形とは刀剣の姿形を紙に押し当てて写しとり、刃文を精密に描写した記録資料です。押形の歴史は古く、室町時代に偽銘に関する知識を後世に伝えるために、茎(なかご)と銘を写生したものが始まりといわれています。その後、戦国時代や江戸時代には権力者が自分の愛刀を他者に広く見せるため、また日本刀の研究を目的としてたくさんの押形が作られてきました。現代では研究資料として作られることはもちろん、魚拓や拓本のように鑑賞の対象にもされる写実文化となっています。しかしながら、押形を制作するためには日本刀の玄妙な刃文を見極める「鑑識眼」と、それを精確に紙に書き写す「技」が必要で、卓越した技量を見せる作品はそれほど多くありません。
本展では、日本美術刀剣保存協会岐阜県支部の協力のもと、本団体が制作、所蔵している押形を鑑賞用に整えて紹介するとともに、押形の対象となった名刀と(一部を除く)見比べながらお楽しみいただける展示となっております。高度な技術を以って作られた押形の、写真では捉えきれない景色をご覧いただき、幽玄の世界に興じていただければ幸いです。
本展の開催に合わせて、図録の販売を行います。こちらは会期終了後も販売を継続していきますので家康館にお立ち寄りの際は是非お買い求めください。
●6月1日(月)から営業を再開しています。アルコール消毒や入場制限等の感染防止対策を実施しておりますので、何卒ご理解ご協力をお願いいたします。
本展では、日本美術刀剣保存協会岐阜県支部の協力のもと、本団体が制作、所蔵している押形を鑑賞用に整えて紹介するとともに、押形の対象となった名刀と(一部を除く)見比べながらお楽しみいただける展示となっております。高度な技術を以って作られた押形の、写真では捉えきれない景色をご覧いただき、幽玄の世界に興じていただければ幸いです。
本展の開催に合わせて、図録の販売を行います。こちらは会期終了後も販売を継続していきますので家康館にお立ち寄りの際は是非お買い求めください。
●6月1日(月)から営業を再開しています。アルコール消毒や入場制限等の感染防止対策を実施しておりますので、何卒ご理解ご協力をお願いいたします。
DATA
基本情報
開催期間 | 前期:2020年6月1日(月)~6月16日(火) 後期:2020年6月18日(木)~6月28日(日) |
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開催場所 | 三河武士のやかた家康館 特別展示室及び1階展示室 |
お問い合わせ | 0564-24-2204(三河武士のやかた家康館) |
営業時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 期間中はございません。 |
料金 | 三河武士のやかた家康館 一般大人360円/一般小人200円 岡崎城と三河武士のやかた家康館の共通入場券 一般大人510円/一般小人270円 |
アクセス | ルート1:名鉄「東岡崎駅」より徒歩15分 ルート2:名鉄「東岡崎駅」より名鉄バス大樹寺行他「康生町」下車徒歩5分 ルート3:愛環「中岡崎駅」より徒歩10分 |
駐車場 | 7:00~22:00…100円/30分 22:00-翌日7:00…50円/30分 ※上限1,500円で24時間ご利用いただけます。 |
商品/価格 | 「日本刀押形展 ~幽玄美の世界~」図録/2,000円(税込) |
資料 | |
備考 | 2020年6月17日(水)は展示替えのため一部展示をご覧いただけません。 |