ぶぐにこめられたいのり
武具に込められた祈り
武具の中にある神様を探してみてください!
戦国時代では、日本全国で大小様々な戦がありました。武将にとって戦で相手に勝つことは至上の目的であり、多くの戦国武将は戦の勝利を祈願して、神仏に祈りをささげました。また、鉄砲玉や矢の飛び交う戦場において自分の身を守ってくれる存在である神仏を武具に刻み、命を賭した戦に臨みました。そのため、武具には神仏を表す梵字やその姿が描かれたものが多数存在しています。平和になり、それらが装飾品としての役割を持つようになってきた江戸時代でも、神仏は武家にとって人気のデザインでした。中でも不動明王、摩利支天、八幡大菩薩は多くの武家が信仰していました。その他にも、よいことがあるようにと祈りを込めた縁起物のデザインも人気がありました。
今回の展覧会では、神仏や、武士に喜ばれた縁起物を意匠に取り入れた武具を展示します。これらの資料をご覧いただき、武士や製作者の思いや祈りを感じ取っていただけたら幸いです。
今回の展覧会では、神仏や、武士に喜ばれた縁起物を意匠に取り入れた武具を展示します。これらの資料をご覧いただき、武士や製作者の思いや祈りを感じ取っていただけたら幸いです。
DATA
基本情報
開催期間 | 2019年11月16日(土)~2020年1月26日(日) |
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開催場所 | 三河武士のやかた家康館 特別展示室及び1階展示室 |
お問い合わせ | 0564-24-2204(三河武士のやかた家康館) |
営業時間 | 9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 2019年12月29日(日)~2019年12月31日(火) |
料金 | 三河武士のやかた家康館 一般大人360円/一般小人200円 岡崎城と三河武士のやかた家康館の共通入場券 一般大人510円/一般小人270円 |
アクセス | ルート1:名鉄「東岡崎駅」より徒歩15分 ルート2:名鉄「東岡崎駅」より名鉄バス大樹寺行他「康生町」下車徒歩5分 ルート3:愛環「中岡崎駅」より徒歩10分 |
駐車場 | 7:00~22:00…100円/30分 22:00-翌日7:00…50円/30分 ※上限1,500円で24時間ご利用いただけます。 |
備考 | 【関連イベント】 展示協力者による展示説明会 日時/2019年12月8日(日)15:00~ 参加料/無料(家康館への入館が必要) 一般社団法人日本甲冑武具研究保存会東海支部の会員が展示資料についての解説を行います。 |