奥殿陣屋歴史コース
資料展示室には奥殿陣屋の歴史がいっぱい詰まっています。
市内唯一の花火資料室や奥殿陣屋歴代藩主の廟所は見ごたえがあります。
最後は日本庭園を見ながらお抹茶はいかがですか?
おすすめの季節
半日
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園内(徒歩1分)
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しょいん
書院
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もともと奥殿陣屋に建物はありました。本拠地を田野口(旧臼田市、現佐久市)に移した頃、桑原町の龍渓院に移築されました。現在の書院は、1985年に龍渓院の庫裡として使用されていたものを奥殿陣屋に再移築し再整備したものです。奥殿藩出身者の裏千家大第十一世玄々斎宗室の出身地であり、お抹茶と深い縁があります。そのお抹茶を中心とした和風の飲料をご提供しています。
また、赤毛氈の縁側から見る蓬萊の庭は、四季折々の表情を見せてくれます。子供たちは鯉のエサ(有料)に夢中になります。
「座して、静。味わいて、想。四季折々、色彩万化、趣深し。いにしえの夢景色、 岡崎に奥殿陣屋あり」
奥殿陣屋では感染症予防対策をして、お客さまと従業員の安全の確保を考慮し、営業しております。
◎店内アルコール消毒液で拭き掃除。
◎各店内入口にアルコール消毒設置しておりますので、ご入店の際にお使い下さい。
園内(徒歩3分)
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れきだいはんしゅのびょうしょ
歴代藩主の廟所
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徳川家康の祖、松平家の親藩として初代真次から代々の藩主や奥方をまつる壮大な墓塔が立ち並ぶ廟所(お墓ではありません)です。
幼少期に亡くなった8代、と最後の11代藩主は田野口へ本拠地を移したためありません。
年1回地元の保存会による 廟所法要が行われます。
厳粛な雰囲気が漂います。
途中に七つの宮や土塁の遺構があります。
登りは少々きついです。
園内(徒歩3分)
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ほうらいのにわ
蓬莱の庭
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書院の本庭である蓬萊の庭は、古図にある池庭をモデルに、江戸初期の作風を生かした日本庭園として復元しました。また、築山全体を当地方産の杉苔でおおったところ、京都にも例を見ないと云われる程の美しさを醸し出しています。
庭園中央付近にある北山杉はきれいに剪定がされています。
春のツツジ、夏の新緑、秋の紅葉、雪景色の日本庭園 と四季を通じてお楽しみいただけます。
中でも、紅葉は奥殿陣屋の名物となっています。
池も2段式となっており、上段の池には石橋がかかっており風景に溶け込んでいます。
園内(徒歩1分)
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しりょうてんじしつ
資料展示室
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奥殿藩・奥殿陣屋などの歴史を分かり易く展示しています。
大給恒【おぎゅうゆずる】
(最後の藩主。日本赤十字社の父と呼ばれています。勲章制度を確立した人でもあります。)
永井尚志【ながいなおゆき】
(江戸時代末期の幕臣。三河奥殿藩主松平 (大給) 乗尹の子。旗本永井氏を継ぐ。幕府海軍の創設に尽力し,外国奉行,軍艦奉行を経て大目付,若年寄に進みました。戊辰戦争では箱館に拠ったが,明治5 (1872) 年,新政府に出仕し,のち元老院権大書記官となった。また、大政奉還の下書きを坂本龍馬としたことでも有名な人物です。弔辞は勝海舟が行いました。)
茶道裏千家代十一世玄々斎宗室【げんげんさいそうしつ】
(立礼席を考案。近代茶道の祖とも言われる)
その他、江戸時代頃の調度品等を展示しています。
園内(徒歩1分)
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はなびしりょうしつ
花火資料室
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花火の発祥は、一説に三河と言われています。徳川家康の鉄砲隊が故郷に戻り、火薬の平和利用に腐心したためです。
この地方には、稲富流を元祖として、一光流、武田流、荻野流、熊野流など数々の煙火流派が伝承されています。
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