第2回「環境学習活動コーディネート実践講座」を開催しました!
体験アクティビティ「つながり発見!生息地」
平成29年2月26日(日)、おかざき自然体験の森で第2回「環境学習活動コーディネート実践講座」を開催しました。第2回は「自然を理解しよう・自然について考えよう」と題して、頭と体を使いながら自然や生き物について考えてもらう内容で、野生生物を題材とした環境教育プログラム「プロジェクト・ワイルド」、水や水環境を題材とした「プロジェクト・ウェット」、木や森林を題材とした「プロジェクト・ラーニングツリー」のアクティビティを体験していきます。
最初のアクティビティでは、参加者が野生動物の生息地の構成要素となり、繋がって輪を作り生息地を表現します。この活動で、生息地の構成要素、人間や他の動物たちがどのように生息地に依存しているのか、生息地が消失したり変化することが、いかに重大なことかが分かるようになります。
最初のアクティビティでは、参加者が野生動物の生息地の構成要素となり、繋がって輪を作り生息地を表現します。この活動で、生息地の構成要素、人間や他の動物たちがどのように生息地に依存しているのか、生息地が消失したり変化することが、いかに重大なことかが分かるようになります。
体験アクティビティ「オー・ディア!」
岡崎市内にもたくさん生息している「シカ」とその生息地の3つの要素(食べ物、水、隠れ場所)に分かれ、活発に体を動かしながら、シカが生き残りをかけて欲しいものを探す体験をします。
この活動で、動物にとって良い生息地が重要であることへの理解が深まります。また、生態系は絶えず変化するため、野生生物の個体数がある程度変動するのは当然であることを認識できるようになります。
この活動で、動物にとって良い生息地が重要であることへの理解が深まります。また、生態系は絶えず変化するため、野生生物の個体数がある程度変動するのは当然であることを認識できるようになります。
体験アクティビティ「水の言葉」
水に関係している言葉をできるだけ多く書き出し、それらの言葉のつながりを考えます。この活動で、人間や生き物にとって、なぜ水が必要なのか、どのように水を利用しているのか、その重要性などについて説明できるようになります。
体験アクティビティ「水のオリンピック」
簡単な実験を通して、凝集、凝着といった水が持つ不思議な特性について学びます。この体験で水の特性である凝集、凝着を実証でき、日常生活に関連付けられるようになります。
この活動は、グループ内で2人か3人のチームを作って行います。机の上のコップには、上いっぱいまで水が入れられています。このコップの水をこぼさないように、おはじきを何個入れられるか競います。
次の競技は個人戦です。1円玉の上からこぼれないように、スポイトで水滴を何滴乗せられるか競います。
最後の競技です。この競技はグループ対抗で行います。水がいっぱいに入れられたコップの水面にクリップを何個浮かせられるか挑戦してもらいます。この競技は、スタートの合図から1分が経過した時点での浮いているクリップの数で競います。
講師が持つスポイトに、ある透明の液体が入っています。これをクリップが浮いているコップに垂らすと、クリップはあっという間に沈んでしまいました。透明の液体の正体は「食器用洗剤」をかなり薄めたものです。洗剤の主成分は界面活性剤というもので、表面張力を低下させる働きがあります。これがアメンボだったらどうなるか・・・アメンボがいる場所の水が洗剤などで汚染され、表面張力が起こらなくなると、クリップと同じようにアメンボは溺れて死んでしまいます。
この活動は、グループ内で2人か3人のチームを作って行います。机の上のコップには、上いっぱいまで水が入れられています。このコップの水をこぼさないように、おはじきを何個入れられるか競います。
次の競技は個人戦です。1円玉の上からこぼれないように、スポイトで水滴を何滴乗せられるか競います。
最後の競技です。この競技はグループ対抗で行います。水がいっぱいに入れられたコップの水面にクリップを何個浮かせられるか挑戦してもらいます。この競技は、スタートの合図から1分が経過した時点での浮いているクリップの数で競います。
講師が持つスポイトに、ある透明の液体が入っています。これをクリップが浮いているコップに垂らすと、クリップはあっという間に沈んでしまいました。透明の液体の正体は「食器用洗剤」をかなり薄めたものです。洗剤の主成分は界面活性剤というもので、表面張力を低下させる働きがあります。これがアメンボだったらどうなるか・・・アメンボがいる場所の水が洗剤などで汚染され、表面張力が起こらなくなると、クリップと同じようにアメンボは溺れて死んでしまいます。
体験アクティビティ「みんなのトンボ池」
トンボの棲む川辺の土地を開発する模擬体験を通じて、どうすれば人と自然が共生できる地域をつくることが出来るか考えます。
体験アクティビティ「選択と好み/水のインデックス」
人間は生活する中で多くのものに優先順位を付けます。水資源の利用法をランク付けして比較することで、人々は様々な水の利用に対して、どのように違う価値観を抱くのか、異なる意見が水資源の管理方法にどのような影響を与えるのかを考えます。
体験アクティビティ「驚異の旅」
サイコロを転がして、水循環内の水の移動をシミュレートします。水循環内の水の移動について理解し、水が移動する様々な状態を識別することができるようになります。
体験アクティビティ「おしゃべりラベル」
それぞれ好きな「木」を1つ選び、その木の特徴を8個考えてシートに書き込みます。他の人たちは、シートに書かれた言葉を手掛かりにそれが何の木であるかを当てます。この活動は、他の人に自然の中にあるもの(今回は「木」)を説明できるようになるというねらいがあります。
この活動は、木だけでなく植物や生き物にも活用することができ、より多くの人の情報を集めることで、例えば、体験の森で見られる植物や生き物に関する独自の図鑑を作ることもできます。植物や生き物について、その特徴や生息・生育環境に関する情報を少しでも多く自分の中に蓄積しておくことで、自然観察会や体験活動の幅や展開が広がります。常に自然を意識し、その自然からの情報をしっかり受け止めておくことは、自然体験活動指導者の基本的なことと言えます。
これで第2回のプログラムは全て終了です。この講座も残すところあと一回となりました。最終回はいよいよアクティビティの実践活動です。これまでの活動をしっかりふりかえりながらチャレンジしてみてください!受講者の皆さん、一日お疲れ様でした。
※投稿者:環境保全課
この活動は、木だけでなく植物や生き物にも活用することができ、より多くの人の情報を集めることで、例えば、体験の森で見られる植物や生き物に関する独自の図鑑を作ることもできます。植物や生き物について、その特徴や生息・生育環境に関する情報を少しでも多く自分の中に蓄積しておくことで、自然観察会や体験活動の幅や展開が広がります。常に自然を意識し、その自然からの情報をしっかり受け止めておくことは、自然体験活動指導者の基本的なことと言えます。
これで第2回のプログラムは全て終了です。この講座も残すところあと一回となりました。最終回はいよいよアクティビティの実践活動です。これまでの活動をしっかりふりかえりながらチャレンジしてみてください!受講者の皆さん、一日お疲れ様でした。
※投稿者:環境保全課