第1回「環境学習活動コーディネート実践講座」を開催しました!
会場の「おかざき自然体験の森」には里山の自然が今なお残る
近年、環境教育・環境学習の現場において、効果的な環境学習活動の企画・実践を行う能力を身に付けた「リーダー」が必要となることから、この講座を開催し、今後の「環境学習活動」を担う指導者の発掘・育成を目指して企画され、全3日間の日程で実施していきます。
※第1回:平成29年2月12日(日)開催
※第1回:平成29年2月12日(日)開催
体験アクティビティ「はじめまして」
3日間、本講座の講師を務めていただくのは、市民活動団体の「自然・環境学習実践隊」の皆さん。
環境学習は、まずは「相手(自然)」を知るところからスタートします。「はじめまして!あなたのことについて教えてください」というシートが配られました。シートには自然体験に関係する8つの質問が記されています。まず、各質問に対する自分自身の答えを書き込み、その後、この先の活動を共にしていく人たちに一つずつ質問しながら、お互いのことを知っていきます。皆さん、すぐに打ち解け合い、話が弾んでいました。
環境学習は、まずは「相手(自然)」を知るところからスタートします。「はじめまして!あなたのことについて教えてください」というシートが配られました。シートには自然体験に関係する8つの質問が記されています。まず、各質問に対する自分自身の答えを書き込み、その後、この先の活動を共にしていく人たちに一つずつ質問しながら、お互いのことを知っていきます。皆さん、すぐに打ち解け合い、話が弾んでいました。
体験アクティビティ「動物交差点」
背中に付けられた生き物(カード)が何かを、周りの人たちにクイズのように質問しながら考えることで、生き物の特徴や多様性、分類の方法、生き物の暮らしぶりを学ぶきっかけづくりをします。このほかにも、動物を題材としたアクティビティとして、「ノーズ」「動物ヒントリレー」など、ネイチャーゲームのアクティビティが紹介されました。
環境問題を考える
「体験」を主とする本講座ですが、所どころ講義もあり、現在起きている環境問題についてグループワークを行いました。
体験アクティビティ「フィールド・ビンゴ」
自然は普段私たちが想像しているよりもはるかに多彩で不思議なものです。様々な感覚を使って、カードに示されたものなどを探しながら、自然の中を歩き回れば、身近な自然の中にこそ本当に大切なものを見つけることができます。
命に満ちあふれる里山の自然
ビオトープには「アカガエル」の卵が!(岡崎市レッドデータブックでは「絶滅危惧種Ⅱ類」※絶滅の危険が増大している種)普段はなかなか気づかない動植物の命の営みを垣間見ることは、環境学習の基本といえます。
体験アクティビティ「木の鼓動」
本物の聴診器を使用して、木の中から聴こえてくる音に耳を澄ませます。この音を聴きながら木の中で起きていること、木の周りのものとの関係に思いを馳せるこで、木への親近感を高めます。
体験アクティビティ「バーティカルポエム」
お気に入りの場所を見つけて、周りの自然を感じながら詩を作ります。俳句や短歌など、書き方に制約があることで、かえってその時感じたことを表現しやすくなります。この活動も、その場所でひらめいた言葉を詩の頭につけるという制約があることで、誰もがすぐに詩人になれ、その場所とより深く関わることができます。
目の前の自然から感じとったことは?
自然に目を向けたりふれ合っていなければ、なかなかこの活動はできません。今日一日の体験があったからこそ、皆さんは自分の目で見たりしたこと、そこから感じたことなどが湧きあがってきたのではないでしょうか?
体験アクティビティ「ぼくらは一緒」
この日最後の体験です。配布された用紙「ぼくらは一緒」には、環境問題がいくつかリストアップされており、人間、家畜、野生生物それぞれにどのような影響があるかを考えます。また、それら環境問題への対処方法、さらには生息地の要素という観点からも分析をしていきます。(グループ内で議論を深めます。)
多くの環境問題(ほとんど全て)は人間だけでなく家畜や野生生物の生息に重大な影響を及ぼします。しかし、私たち人間は「人間」の観点でしか判断しようとしない一面を持っています。私たち人間にとって良い環境は、他の生き物にとっても良い環境であり、逆もまた同じではないでしょうか。
これで初日のプログラムは全て終了です。参加者の皆さんは終始明るく積極的で、残り2回の講座もとても楽しみです☆この講座はあくまでも環境学習の入口の一つでありますので、こうしたアクティビティをうまく活用しながら、各世代に対して、また、それぞれのフィールドにおいてアプローチの仕方を考えながら一歩ずつ取り組んでいっていただければ幸いです。
※投稿者 環境保全課
多くの環境問題(ほとんど全て)は人間だけでなく家畜や野生生物の生息に重大な影響を及ぼします。しかし、私たち人間は「人間」の観点でしか判断しようとしない一面を持っています。私たち人間にとって良い環境は、他の生き物にとっても良い環境であり、逆もまた同じではないでしょうか。
これで初日のプログラムは全て終了です。参加者の皆さんは終始明るく積極的で、残り2回の講座もとても楽しみです☆この講座はあくまでも環境学習の入口の一つでありますので、こうしたアクティビティをうまく活用しながら、各世代に対して、また、それぞれのフィールドにおいてアプローチの仕方を考えながら一歩ずつ取り組んでいっていただければ幸いです。
※投稿者 環境保全課