岡崎ってこんなまち

「池や川の魚を調べよう/森の教室(特別編)」を実施しました!

2023年9月16日(土)「池や川の魚を調べよう/森の教室(特別編)」を実施しました。

  • グリーンフロント研究所の専門家の説明が始まりました。

    グリーンフロント研究所の専門家の説明が始まりました。

  • 仕掛けについて説明。エサはこれ!一度入ると習性上逃げられない構造だそうです。

    仕掛けについて説明。エサはこれ!一度入ると習性上逃げられない構造だそうです。

  • 投網について説明。捕まる構造に納得。

    投網について説明。捕まる構造に納得。

「池や川の魚を調べよう/森の教室(特別編)」を実施しました。
今年度は、当施設の3年に一度の動植物調査と森づくり方針改定年度となっております。

今回は動植物調査の一環で、委託先のグリーンフロント研究所(株)(稲熊町)の専門家を講師にお招きして、一般参加での権現池と小川で魚類調査を実施しました。
始めに今回の調査を実施する上で、希少種捕獲と使用禁止となっている漁具の使用について、調査目的として県から許可を受けていることをご説明しました。

グリーンフロント研究所のみなさまにバトンタッチして、調査のスタートです。
体験の森は、町に近いのに自然が保たれていることで希少種が多く生息しているとお話があり、どんな生きものが見つかるか楽しみになりました。

漁具の使用方法などの説明をいただいた上で、まずは権現池に移動します。
投網の実演やセルビンとカゴ網の仕掛けの設置を見学しました。
この後でビオトープわきの権現池からの流れ出る小川でタモ網を使っての捕獲方法を教えてもらい、家族で捕獲に挑戦しました。

権現池にて投網と仕掛けの実演を見学しました。

  • ロープを持って岸まで降りました。

    ロープを持って岸まで降りました。

  • 豪快な投網!

    豪快な投網!

  • 捕れた魚を見てもらいました。

    捕れた魚を見てもらいました。

通常は危険のため、池の淵に入ることはできませんが、今日は調査のため特別に入ってもらいました。
投網は、正確に投げられていて感激しました。さすがですね。投げる場所のねらい目はどんな所がよいかの説明もありました。
仕掛けセルビンのエサは幼虫の乾燥粉で、どんな匂いか嗅いでみました。

ビオトープに移り、タモ網を使って捕獲です

タモ網に追い込いこんで捕るコツを教えてもらい、家族ごとに挑戦しました。
スジエビが圧倒的に多かったですが、ドジョウの希少種やヨシノボリ、オニヤンマのヤゴ、ヒメタイコウチ(準絶滅危惧種)などエビ以外が入っていると思わず歓喜の声があがり、みんなが集まってきました。

捕れた魚類の仕分けと本日のふりかえりです。

  • 仕分けて細かい特徴の説明も

    仕分けて細かい特徴の説明も

  • スジエビ

    スジエビ

  • ヒメタイコウチ

    ヒメタイコウチ

  • モロコ

    モロコ

  • 最後まで夢中になりました

    最後まで夢中になりました

権現池から流れる小川で捕れた魚などと、権現池で仕掛けて捕獲されたものと合わせて、仕分けがされました。
その後、分類された魚などについての興味深いお話をお聞きし、生きもの好きの子供たちは大喜び!
最後に「生き物や自然を大切にすること」について、熱く語っていただきました。
その内容は私たち体験の森のスタッフが感じてもらいたいことの一つと重なっています。

これで今年度の「森の教室」シリーズはすべて終了です。
来年度はさらにブラッシュアップした企画をご案内できるよう、計画していきます。
今後の「森の教室」にご期待下さい!

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。

同意する