岡崎ってこんなまち

「とっかわ歴史ミステリーウォーキング」を実施しました!

 (鳥川ホタルの里)

鳥川の”ミステリー”なスポットを巡るツアー

  • 本日の講師竹内氏よりツアー内容の説明

    本日の講師竹内氏よりツアー内容の説明

  • 名水スポット「大岩の水」も巡りました。

    名水スポット「大岩の水」も巡りました。

  • 岡崎市指定の天然記念物「トヨトミ梨」

    岡崎市指定の天然記念物「トヨトミ梨」

  • 江戸時代に盛んになった観音札所巡礼。「西国三十三観音巡礼所」

    江戸時代に盛んになった観音札所巡礼。「西国三十三観音巡礼所」

  • 「慈徳院」の釈迦三尊像

    「慈徳院」の釈迦三尊像

  • 領家片麻岩でつくられた「猪垣」これでイノシシの侵入を防ぎます。

    領家片麻岩でつくられた「猪垣」これでイノシシの侵入を防ぎます。

  • 「御嶽講霊神供養塔」のある場所へ到着。

    「御嶽講霊神供養塔」のある場所へ到着。

  • こんなところ(一つ前の画像の中)にも石仏があります。まさにミステリー。

    こんなところ(一つ前の画像の中)にも石仏があります。まさにミステリー。

  • 「白髭八柱神社」門松もありお正月ムードが出ていました。

    「白髭八柱神社」門松もありお正月ムードが出ていました。

  • 各スポットの復習を行い、ツアー終了!

    各スポットの復習を行い、ツアー終了!

 2022年12月25日(日)とっかわ歴史ミステリーウォーキングを実施しました。
 
 ホタル学校のサポーター室に集合し、今回の講師である鳥川ホタル保存会アドバイザーの竹内氏から、鳥川小学校の歴史や、過去に起こったミステリーな出来事(2度にわたる校舎の全焼、古時計の奇跡など)についての講義がありました。また地元鳥川ホタル保存会の片岡会長からも、昔話なども織り交ぜながらの解説があり、みなさん真剣にお話しを聞いている姿が印象的でした。今回のブログでは、その一部を紹介していきたいと思います。

 まずは名水スポットである「大岩の水」へと向かい、次に「役行者(えんのぎょうじゃ)」と「中村の庚申様(こうしんさま)」に到着しました。鳥川町内には5基の庚申塔が現存しているそうです。庚申信仰は、2カ月に一度巡ってくる庚申の日の夜、人が寝ている間に体の中の三尸(さんし)の虫が天の神様に罪を告げに行くのを徹夜して防ぐ信仰で、かつては当番の家に集まり皆で会食をして夜が明けるのを待ったそうです。次の日をお休みにしてお酒を飲める日として、地元の人にとっては楽しみでもあったそうです。

 次に向かったのは「トヨトミ梨」。トヨトミ梨は岡崎市指定の天然記念物で、野生梨の一種で全くの固有種です。かつて樹齢300年の大木でしたが、昭和34年の伊勢湾台風で枯死。しかし、根本から一本の枝が伸びて現在のような姿になったそうです。ところが、平成21年の台風18号で根本から倒れて枯死寸前でしたが、またも奇跡的に復活するという歴史があります。まさにミステリー。トヨトミ梨のあとは「慈徳院」に向かいました。慈徳院へ向かう途中にも「猪垣」「西国三十三観音」「大イチョウ」などブログに書ききれないほどに見どころがありましたよ。次は山の中に進んでいきます。

 しばらく進むと「御嶽講霊神供養塔」に到着しました。古き昔より山岳信仰が盛んで、この地方でも一番身近な霊山である御嶽山を信仰する人が多くあり、信仰の対象である御嶽山に度々お参りに出かけたそうです。この供養塔は明治時代のものと考えられています。

 そのほかにも「うめさん、つやさんの巡礼供養塔」「庚申の水」「駒ヶ嶽さん」「鳥川城址」などにも寄りホタル学校へ戻ります。本日の振り返りと巡ったスポットに関する資料を先生よりいただいて終了となりました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!またお会いできることを楽しみにしております。本日参加されていなかたも、ぜひミステリースポットを見つけに鳥川へお越しください!スタッフ一同お待ちしております。
 

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