第2回「自然保護活動者養成講座」を開催しました

 (おかざき自然体験の森)

ビオトープガーデンを作ろう!

  • 奥深い「ビオトープ」の基礎を学ぶ

    奥深い「ビオトープ」の基礎を学ぶ

第1回の「生物多様性について知ろう!」の講座に引き続き、今回は「ビオトープガーデンを作ろう!」ということで、おかざき自然体験の森の自然に親しみながら、ビオトープガーデン作りを行いました。講師は、前回の講座でも楽しく教えていただきました1級ビオトープ計画管理士の長谷川明子先生です。

※開催日:平成29年3月19日(土)
※会場:おかざき自然体験の森(岡崎市八ツ木町)

まずは近くの植物に目を向けて

  • 足元にはどんな植物が?

    足元にはどんな植物が?

  • こちらは管理棟の目の前

    こちらは管理棟の目の前

  • 繁殖力が強い「セイタカアワダチソウ」は脅威

    繁殖力が強い「セイタカアワダチソウ」は脅威

おかざき自然体験の森は自然に囲まれており、管理棟の前でも様々な種類の植物を観ることができます。普段、見過ごしてしまいそうですが、青紫色がきれいな「オオイヌノフグリ」や、白い花が可愛らしい「ミチタネツケバナ」などをじっくり観察しました。なんと2種類とも元々は日本にはなく、外国から持ち込まれた「外来種」であることを教えてもらい、参加者の皆さんも驚きでした。

3枚目の写真の植物、一度は見たことあるのではないでしょうか?「セイタカアワダチソウ」です。これも外来種で、繁殖力も強く在来種の居場所を奪ってしまうため、本当は駆除するべきだというお話もしていただきました。

下の植物ばかりではなく、上を見上げてみると

  • 今度は森の上のほうを見てみよう

    今度は森の上のほうを見てみよう

  • 森の印象は?

    森の印象は?

  • 生き物の観点では日当たりが良いところも

    生き物の観点では日当たりが良いところも

  • 少しは悪いところもあってもいい!

    少しは悪いところもあってもいい!

今度は、上を見上げて森林を見てみます。一概に森林と言っても、日が差し込んでいる林もあれば、日陰の多い林もありますね。日が当たらないと育つことのできない植物もあるので人の管理や手入れは欠かせません。しかし、日当たりが悪いからこそ温度が一定に保たれ、昆虫にとってはすみやすい!という見方もあります。

多くの参加者の方は「日当たりがいい方が良いのでは?」と思っていたようですが、生物多様性の観点からすると「みんな違って、みんないい」という言葉があるように、そこにある植物や日当たりに合った管理の仕方を考える必要がある、ということを学びました。

さあ!いよいよビオトープガーデン作り

  • 育てる植物を探す

    育てる植物を探す

  • どんな花が咲くと思いますか?

    どんな花が咲くと思いますか?

いよいよメインのビオトープガーデン作りです!まずは、育てる植物をそれぞれ探しました。(※普段、この施設では植物の持ち出しが禁止されていますが、今回は市の事業として管理者の承認の元に実施しています。)

気に入った野草を見つけて採取し、お互いの野草を見せ合いながら、どんな花が咲くのか想像します。早く暖かくなって花が咲くのが待ち遠しいですね。

名付けて「生き物の喫茶店」

  • ニンジンやホウレンソウも一緒に植えてみる

    ニンジンやホウレンソウも一緒に植えてみる

  • 色んな種を植えてみましょう!

    色んな種を植えてみましょう!

  • いったいどんな生き物が立ち寄るかな?

    いったいどんな生き物が立ち寄るかな?

  • まずは簡単なビオトープから作っていきましょう

    まずは簡単なビオトープから作っていきましょう

また、今回は自然保護活動者養成講座ということで、これから皆さんに生き物の棲み家を増やす活動に取り組んでいただくため、いろいろな種を用意してお持ち帰りいただきました。ニンジン、法性寺ネギ、ホウレンソウ、ダイコン、シソなど、食べ物ばかりですが・・・人間も楽しく育てておいしく食べられるように、そしてチョウなどの生き物も少し立ち寄ることができるように(名付けて「生き物の喫茶店」)。ぜひ、いろんな生き物が共存できるような環境作りを心掛けてほしいと思います。

当講座では、全2回で12名の方に御参加いただきましたが、皆さん、自然と楽しくふれ合い、その中でも生き物側の視点で自然保護について考えることの大切さを学んだと思います。今回のビオトープガーデン作りも一つの方法ですが、人と生き物が共生できる環境にするためには自分に何ができるか、生き物の視点から考えてみると、意外とすぐに生活が変わるかもしれませんよ!

2日間受講していただいた参加者の皆さん、そして、幅広く、そして楽しく教えていただきました講師の長谷川先生、本当にありがとうございました!

※投稿者:おおた(環境保全課自然共生班)

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