愛知県内の高校生が北山湿地の保全作業を行ってくれました!
2022年7月29日(金)愛知県内の高校生が北山湿地に来訪し、保全作業を行ってくれました!
県内各地の高校生が参加する「知の探究講座」のうち、愛知教育大学の渡邊幹男教授の講座である「生物多様性と環境の探究」の生物野外実習として、北山湿地に来訪いただきました。
渡邊先生に北山湿地の特徴や保全活動の必要性を説明していただき、まずは湿地の観察です。
A湿地では、ムラサキミミカキグサ、トウカイコモウセンゴケ、ハッチョウトンボ、ヒナノシャクジョウ(市指定希少野生動植物種)などが見られ興味津々!
これらの貴重な生き物を守るためには、生態系の保全が必要です。
湿地を維持するためには、里山に手を入れて森林化を防がなくてはなりません。
そこで、保全作業を体験してもらいました。
保全作業の講師はおかざき湿地保護の会のメンバーです。
あらかじめ、高校生でも切ることができる木を選定し、マーキングしてくれています。
木を切るのは初めての高校生も多く、講師に木の切り方を教わります。
木を切る前に、木の重心や周りの様子などを確認し、安全に作業しなくてはなりません。
木を切ったら、枝を払い、玉切りにして、横向きに整えて作業は終了です。
普段の保全作業ではなかなか手を付けれなかった区域を今回、高校生のみなさんに切ってもらえました。
高校生のみなさんも、すがすがしい汗をかけたのではないでしょうか。