ホタルサポーター活動Vol.3開催しました。
岡崎ゲンジホタル、人口産卵・方法と管理について
今回はゲンジホタルの人口産卵について勉強しました。
人口産卵は、人口産卵床を作り、メスのホタルに産卵させて飼育する最初の作業です。
ホタル学校では、ミズゴケとザルを使って産卵床を作ります。バケツに水を浅く張り、その上にザルを乗せ、その中にミズゴケを盛ります。霧吹きで十分水分を与えメスを入れてプラスチックの透明なボールをかぶせておきます。
メスは野外採集の場合は交尾は済んでいると思われますのでオスを入れる必要はありません。先回、ご紹介した人口上陸装置で発生した個体はオスも入れて交尾させます。
コケが乾燥しないようこまめに霧吹きをします。目では細かくて見難いですが、よく観察すると数日で卵を確認できるでしょう。
さらに、コケの乾燥に注意して毎日霧吹きで水分補給をしていると一か月ぐらいで幼虫が孵化しバケツに落ちてきます。一見ゴミのように見えますが体長1mmほどの幼虫です。すぐに飼育水槽に移して飼育を開始します。
人口産卵は、人口産卵床を作り、メスのホタルに産卵させて飼育する最初の作業です。
ホタル学校では、ミズゴケとザルを使って産卵床を作ります。バケツに水を浅く張り、その上にザルを乗せ、その中にミズゴケを盛ります。霧吹きで十分水分を与えメスを入れてプラスチックの透明なボールをかぶせておきます。
メスは野外採集の場合は交尾は済んでいると思われますのでオスを入れる必要はありません。先回、ご紹介した人口上陸装置で発生した個体はオスも入れて交尾させます。
コケが乾燥しないようこまめに霧吹きをします。目では細かくて見難いですが、よく観察すると数日で卵を確認できるでしょう。
さらに、コケの乾燥に注意して毎日霧吹きで水分補給をしていると一か月ぐらいで幼虫が孵化しバケツに落ちてきます。一見ゴミのように見えますが体長1mmほどの幼虫です。すぐに飼育水槽に移して飼育を開始します。
学校内の産卵床でも幼虫孵化
ホタル学校の人工産卵床でも6月中旬から順次メスを入れて産卵させていました。
7月17日に最初の孵化を確認、約2500匹。早速飼育水槽に移し飼育を始めました。
今年は3月末からカワニナの飼育をはじめ、5月に水温が上がり始めるとカワニナの食欲が上がり、キャベツの葉を与えると2日で葉脈だけになってしまうほどでした。幼虫のエサとなる稚貝もドンドン生まれています。ホタルの幼虫がすくすく育つことを祈ります。
一方、自然の川では、妙な場所で産卵が見つかりました。なんと、川面から2.5mも上の橋げたのコケに産卵したのです。
古田校長曰く「今年は大水が出るかもしれん。過去のデータではホタルが高いところに産卵した年は90%の確率で大雨が降る。」とのこと。
このところ全国各地で大雨の被害が続出しています。用心しましょう。
7月17日に最初の孵化を確認、約2500匹。早速飼育水槽に移し飼育を始めました。
今年は3月末からカワニナの飼育をはじめ、5月に水温が上がり始めるとカワニナの食欲が上がり、キャベツの葉を与えると2日で葉脈だけになってしまうほどでした。幼虫のエサとなる稚貝もドンドン生まれています。ホタルの幼虫がすくすく育つことを祈ります。
一方、自然の川では、妙な場所で産卵が見つかりました。なんと、川面から2.5mも上の橋げたのコケに産卵したのです。
古田校長曰く「今年は大水が出るかもしれん。過去のデータではホタルが高いところに産卵した年は90%の確率で大雨が降る。」とのこと。
このところ全国各地で大雨の被害が続出しています。用心しましょう。
ホタルの情報あれこれ
昨年までホタルマスターファミリー講座に参加していただいていた杉本ファミリーより渾身の画像が届きました。
メスのゲンジホタルを追いかけ産卵場所を突き止め産卵の様子を写すことに成功したのです。
その情熱に頭が下がります。その画像をご覧ください。
メスのゲンジホタルを追いかけ産卵場所を突き止め産卵の様子を写すことに成功したのです。
その情熱に頭が下がります。その画像をご覧ください。