森は水の源!美合小学校ホタル飼育部が間伐を体験しました!
森が水とホタルを育む
2017年3月29日(水)、岡崎市ホタル学校に美合小学校ホタル飼育部の皆さんが訪れました。
これまでもたびたび環境教室に参加している同校のホタル飼育部。昨年12月には鳥川の「音羽富士」登山に挑戦し、ホタルを育む水の源がどうなっているかを調べました。そして水の源には森があり、その土から浸みだした水が集まって川になることを学びました。今回はその森の環境についてさらに学びを深めていきます。
まずはおさらいもかねて森林クイズに挑戦!なかなか苦戦したようです。答え合わせをしながら、森の持つ働きや日本の森の現状、間伐の必要性について学びました。
これまでもたびたび環境教室に参加している同校のホタル飼育部。昨年12月には鳥川の「音羽富士」登山に挑戦し、ホタルを育む水の源がどうなっているかを調べました。そして水の源には森があり、その土から浸みだした水が集まって川になることを学びました。今回はその森の環境についてさらに学びを深めていきます。
まずはおさらいもかねて森林クイズに挑戦!なかなか苦戦したようです。答え合わせをしながら、森の持つ働きや日本の森の現状、間伐の必要性について学びました。
実際に間伐してみよう
森の手入れの大切さを学んだところで、実際に森に行って間伐を体験します。鳥川町内の人工林(ヒノキ林)に移動し、道具をみんなで運びました。
図工の時間にノコギリで木材を切ったことはあっても、立っている大きな木を倒すのはみんな初体験。安全に倒すための技術を教わったら、実際に間伐作業にチャレンジです!
図工の時間にノコギリで木材を切ったことはあっても、立っている大きな木を倒すのはみんな初体験。安全に倒すための技術を教わったら、実際に間伐作業にチャレンジです!
間伐は思ったよりも大変・・・
準備ができたら手コギリで間伐する木を伐っていきますが、これが思った以上に大変・・・なかなか刃が進みません。交代しながら少しずつ伐り進めて行きました。
あと少しで倒せる状態になったら、あらかじめかけておいたロープをみんなで引っ張って木を倒します。「メキメキっ」という音をたてながら、無事に狙い通りの方向に倒すことができました!
あと少しで倒せる状態になったら、あらかじめかけておいたロープをみんなで引っ張って木を倒します。「メキメキっ」という音をたてながら、無事に狙い通りの方向に倒すことができました!
切り株は木の履歴書
倒した後の切り株を確認しました。年輪の数を数えてみると大体40年くらい。ちょうどみんなのお父さん・お母さんと同じくらいの年齢でしょうか?
年輪の様子からその木が成長してきた過去を読み解くことができます。はじめのうちは5㎜くらいずつ太っていたのが、最後のほうは線が見えないくらい細かくなっていました。手入れが遅れてほとんど成長できていなかった・・・ということです。この木を間伐して光が入るようになったので、周りの木は元気に育つことができるでしょう。
この日は2時間ほどかけて2本の木を間伐することができました。伐り終えたころにはみんなすっかりお疲れの様子・・・もちろん今のプロはチェンソーを使うのでもっと楽に伐れますが、昔の人は抱えられないような木でも全部斧とノコギリでやっていたのが信じられませんね。
普段はできない間伐体験を通じて森の環境や手入れの大切さがよく理解できたのではないかと思います。私たちが毎日使う水も森からやってきています。ホタルの光を通じて、川や森の環境まで広く目を向け、自然環境と私たちの暮らしを守るために自分ができることを考えていってくれるとうれしいです!ありがとうございました。
※投稿者:からさわ(ホタル学校)
年輪の様子からその木が成長してきた過去を読み解くことができます。はじめのうちは5㎜くらいずつ太っていたのが、最後のほうは線が見えないくらい細かくなっていました。手入れが遅れてほとんど成長できていなかった・・・ということです。この木を間伐して光が入るようになったので、周りの木は元気に育つことができるでしょう。
この日は2時間ほどかけて2本の木を間伐することができました。伐り終えたころにはみんなすっかりお疲れの様子・・・もちろん今のプロはチェンソーを使うのでもっと楽に伐れますが、昔の人は抱えられないような木でも全部斧とノコギリでやっていたのが信じられませんね。
普段はできない間伐体験を通じて森の環境や手入れの大切さがよく理解できたのではないかと思います。私たちが毎日使う水も森からやってきています。ホタルの光を通じて、川や森の環境まで広く目を向け、自然環境と私たちの暮らしを守るために自分ができることを考えていってくれるとうれしいです!ありがとうございました。
※投稿者:からさわ(ホタル学校)