ホタル籠でクリスマスツリーを作りました。
むらさき麦などの自然素材で作ります
11月3日、ホタル学校でホタル籠でクリスマスツリーを作るイベントを行いました。ホタル籠とは、麦藁細工のひとつで、麦わらを編んで籠を作り、昔はいっぱいいたホタルを入れて遊んだといいます。昭和初期には名鉄がホタル観光列車を運行し、子どもたちにはホタルがいっぱい入ったホタル籠が配られたとのことです。ホタルがいなくなり、また麦わらも使われなくなった今では、幻の籠となってしまいました。藤川町で栽培されている、むらさき麦のわらを藤川まちづくり協議会様からいただき、材料にしました。クリスマス飾りも自然素材を使い、ひと味違ったツリーを作ります。
プラスチック海洋汚染が社会問題となっている今、自然素材を見直すきっかけになれば幸いです。講師は、葉っぱの魔術師といわれる自然観察指導員の河江さんと、星のおじいさまことホタル学校職員の神谷です。
プラスチック海洋汚染が社会問題となっている今、自然素材を見直すきっかけになれば幸いです。講師は、葉っぱの魔術師といわれる自然観察指導員の河江さんと、星のおじいさまことホタル学校職員の神谷です。
作るのは、なかなか難しい!
ホタル籠を編むのは、大変根気のいる仕事です。湿らした麦わらをつないで編んでいくのですが、編んでいるうちに抜けてしまったり、折れてしまったり、ゆるんでしまったり。現代では、虫籠はプラスチック製で100均でも売っています。昔はみんな、作っていたのですね。自然素材で作れば環境にやさしいし、集中力も養えたことでしょう。そんなことを考えながら、悪戦苦闘すること2時間半、何とか形ができてきました。仕上げに飾り付けをして、出来上がり!という人や、まだできてない!という人もみえましたが、お昼になってしまいましたので、記念写真を撮ってお開きとしました。
初心者にはちょっとレベルが高かったかな?と反省しています。次回はもっと簡単にできるように工夫したいと思います。参加していただいたみなさん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
初心者にはちょっとレベルが高かったかな?と反省しています。次回はもっと簡単にできるように工夫したいと思います。参加していただいたみなさん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。