美合小学校ホタル飼育部の環境教室を実施しました!

ホタルが生きていくには何が必要?

  • ホタルが生きていくためには何が必要かな?

    ホタルが生きていくためには何が必要かな?

  • 一人ずつ何かの要素になります

    一人ずつ何かの要素になります

  • 輪になって腰を下ろすと…

    輪になって腰を下ろすと…

  • 上手にバランスが取れました!

    上手にバランスが取れました!

2018年3月29日(木)、岡崎市ホタル学校で美合小学校ホタル飼育部の環境教室を実施しました。

今回のテーマは「ホタルが生きていくためには何が必要か?」です。ホタル飼育部では毎年ホタルの人工飼育をして美合小学校前の山綱川に放流していますが、鳥川ほどの数はみられません。ホタルを増やしていくために何が大切なのかを考えていきましょう!

まずは生き物が生きていくために必ず必要な要素を考えてみました。もしみんなが無人島に流れ着いたら何がいるでしょうか?食べ物や水はもちろん、家(すみか)もいります。そして、生活するための空間も必要です。これらの要素がバランスよく整っていることが必要です。

必要な要素がバランスよく整っているという状態を体験するために、人間椅子を作りました。輪になってうしろの人のひざの上に座っていくと、お互いに支えあってバランスが取れます。でもどこか一か所が崩れただけで全体が崩れてしまいました。自然界もこれと同じです。

ホタルの一生は大変だ!

  • 幼虫やさなぎ、成虫の各段階で何が必要?

    幼虫やさなぎ、成虫の各段階で何が必要?

  • これだけの環境が整っていないといけない!

    これだけの環境が整っていないといけない!

生き物が生きるためには、必要な要素がバランスよくそろっていることが大切だと分かりました。では具体的にゲンジボタルにとってはどんな環境が必要なのでしょうか?幼虫、さなぎ、成虫の各段階で何が必要か、逆に何があると困るのかを書き出しました。

さすが普段からホタルについて勉強しているだけあって、様々な要素が上がりました。川の中で育って上陸して土の中でさなぎになり、川の周囲を飛んでコケ等に卵を産み付けるという複雑な一生を持つゲンジボタル。どれか一つの要素が欠けただけでも生き残っていくことはできないのです。

鳥川を調査します

  • 5つの区間に区切って鳥川の様子を観察します

    5つの区間に区切って鳥川の様子を観察します

  • ひなたぼっこをしているイシガメ発見!

    ひなたぼっこをしているイシガメ発見!

  • 先週幼虫放流式をした場所。ホタルにとってはどう見える?

    先週幼虫放流式をした場所。ホタルにとってはどう見える?

  • 川の底の様子やカワニナがいるかどうかも記録します

    川の底の様子やカワニナがいるかどうかも記録します

  • 周囲の環境までしっかり記録しましょう

    周囲の環境までしっかり記録しましょう

では実際に鳥川を調査して、ホタルの生息環境を学びましょう。上流から5つの区間に区切って、各地点の川の様子を記録していきます。川の中の様子ももちろん重要ですが、土手や周囲の植物、道路の状況など周りの環境もホタルに影響を与えるので忘れないようにメモしておきましょう。

鳥川の水はまだまだ冷たかったですが、石をよけるとカワゲラの幼虫などが見つかり、春になって生き物が活発に動き出しいてるのを感じました。

どの区間でホタルが多く飛ぶかな?

  • どの区間でホタルが一番多く飛ぶか予想します

    どの区間でホタルが一番多く飛ぶか予想します

  • 班ごとに発表。だいぶ意見が分かれました

    班ごとに発表。だいぶ意見が分かれました

  • また6月にホタルを見に来てね!

    また6月にホタルを見に来てね!

調査が終わったら、グループごとに話し合いをしてどの区間でホタルが一番飛びそうかを考えました。前半にリストアップしたホタルにとって重要な要素を思い返しながら、ホタルの気持ちになって考えてみましょう。

予想を各班ごとに発表してもらいましたが、見事に意見が分かれました。どの要素を重視するかで結果が違ってきたようです。では実際の答えはどうなのかというと・・・それは6月に自分の目で確かめてください。

今回の体験を通じて、ホタルの気持ちになって自然観察をすることができるようになったと思います。ぜひ山綱川や他の川でも調査・比較をして、ホタルを増やしていくためにはどうすればいいのか、何ができるのかを考えてみてくださいね。