わんPark芝生の獣害
芝を荒らすのは誰!
最近、芝滑りスロープで養生中の芝生が、何者かにめくられてしまいます。職員が直しても直しても、まためくられてしまいます。園を囲むネットの下に穴が開いていますので、ここから侵入してくるのではと思いカメラをセットしておきました。
カメラに映ったのはイノシシ
夜、23時過ぎ、カメラに映ったのはイノシシでした。芝をめくって、ミミズをたくさん食べたのでしょう。丸々と太っています。マムシなどの蛇も食べてくれるということなので、助かる面もあるのですが、芝生をそのたびに直すのもたいへんです。これが、農家だったらそれこそ死活問題です。対策を考えましょう。
電気柵を設置
養生中の芝生の周りに電気柵を設置し、これでイノシシを追い払うことにしました。皆さんが来園されている時間帯は電気が通らないようにしてますのでご安心ください!設置後、芝生をめくられることは少なくなったので、効果はあるようです。近年は、野生動物による農作物被害が大きく、田畑の周りはすべて柵に囲まれています。現在は柵ですが、江戸時代には額田地区に片麻岩を高く積んだ「しし垣」というものを(わんパークの正門に登ってくる途中にもあります)作り、イノシシなどの野生動物から農作物を守っていたようです。人は今も昔も、知恵を出し労力をつかって、野生動物と共存する方法を探しているのですね。