岡崎ってこんなまち

【わんパークだより】

 (わんパーク)

豪雨水害の日

2023年6月2日(金)わんパークは記録的な豪雨に見舞われました。
朝から降り続く大雨に普段は駐車場に使っている貯水池は満水状態に、おいてある赤いコーンは水没し、鳥たちは逃げまどい途方に暮れていました。
乙川にかかる橋も一時は水没し、陸の孤島となりました。帰宅不可能で宿泊を覚悟しましたが、幸い夕方には小降りになり、橋も通れるようになったため無事帰宅できました。
市内各地で土砂崩れや浸水がおきており、自然の恐ろしさを改めて痛感した一日でした。
被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。

オトシブミのゆりかご

  • エゴツルクビオトシブミ

    エゴツルクビオトシブミ

  • メスです。

    メスです。

  • オスです。

    オスです。

  • どこにゆりかごがあるでしょう

    どこにゆりかごがあるでしょう

  • いくつゆりかごがあるでしょう

    いくつゆりかごがあるでしょう

  • エゴノキの花です

    エゴノキの花です

  • ゆりかごの中に幼虫がいました

    ゆりかごの中に幼虫がいました

オトシブミが赤ちゃんを育てるゆりかごを作っています。エゴノキの葉っぱを巻いてゆりかごを作り、その中に卵を産みます。かえった幼虫は、ゆりかごを食べて育ちます。種類によってはゆりかごを地上に落とし、この巻かれた葉っぱが、紙を巻いた手紙に見えることから、オトシブミという名前がつきました。
写真のオトシブミはエゴツルクビオトシブミといい、エゴノキを好みます。首が長いのがオスで短いのがメスです。

白いオタマジャクシ死す

2021年6月27日より飼育観察しておりました白いオタマジャクシが2022年5月3日に亡くなりました。
わんぱく池で発見し、目立つのですぐに鳥などに食べられてしまうのではと思い、捕獲し飼育観察することにしました。
通常生まれてから2~3ヶ月でカエルになるはずでしたが、足は生えたものの手は生えてこず年越し、春になればカエルになるかと見守っていましたが、生後約1年になると思われる先日、死んでしまいました。冬場は餌もほとんど取らず、春になっても元気がなかったので心配はしていたのですが、残念です。カエルにならなかったので種類は定かではありませんが、アマガエルではないかと思います。しかしオタマジャクシのまま越冬するところをみるとツチガエルなのかなあとも思います。はたまた、新種か? カエルに詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。

雪に動物の足跡を発見!

積雪のあった日、園内周回路に動物の足跡が残っていました。わんparkは外周にネットが貼ってあるので、どこから入ったのだろうと調査すると、案の定ネットに二か所穴が開いていました。さっそく応急的に穴をふさぎました。タヌキかキツネか?わかりませんが何者かが侵入しています。足跡を見てわかる方がみえましたら教えてください。

氷漬けのゲンゴロウ

池に氷が張りました。よく見ると氷の中にハイイロゲンゴロウが閉じ込められていました。死んでいるかと思いましたが氷が解けると動きました。こうしてゲンゴロウたちは冬を越すのでしょう。

白いオタマジャクシ年越し

  • カエルらしい顔つきにはなってきました

    カエルらしい顔つきにはなってきました

昨年の6月27日に飼育を始めた白いオタマジャクシは足は生えたもののとうとう、おたまじゃくしのまま年を越えました。寒さのためか食欲もなく、ジッとしています。春になればカエルになるか見守っていきます。

スズメバチに注意!

スズメバチが多くなる季節がやってきました。わんパークにも出没しています。見かけたら追い払ったり振り払ったりせずに、避けてください。刺激しなければ、まず攻撃されることはありません。ハチの縄張りで私たちがあそばせてもらっているという意識をもって向き合いましょう。

※スズメバチは近づくと頭の周りを飛んだり、アゴをカチカチ鳴らしたりして警告してきますので、その警告を見逃さないようにしてください。その時点で回避すれば、まず刺されません。気づかずに近寄れば攻撃してきます。また、振り払ったりすると攻撃されたと思い反撃してきます。細心の注意を払って自然の中で遊びましょう。

白いオタマジャクシあらわる!

  • 9月4日現在 手は生えていません。

    9月4日現在 手は生えていません。

  • 8月7日現在 足が生えてきました。

    8月7日現在 足が生えてきました。

  • 色素の異常でしょうか?

    色素の異常でしょうか?

  • となりは普通のオタマジャクシ

    となりは普通のオタマジャクシ

  • とにかく白いです。

    とにかく白いです。

  • 濁った池でもよく目立ちます。

    濁った池でもよく目立ちます。

6月27日、わんぱく池に白いオタマジャクシが、あらわれました。
神の使いか、悪魔の使者か?
とにかく目立ちすぎて、すぐに鳥に食べられてしまいそうなので保護しました。はたして白いカエルになるのでしょうか?飼育して観察してみます。

8月7日、足が生えてきました。普通のオタマジャクシは7月21日にカエルになりました。白いオタマジャクシは成長が遅いようです。

9月4日、大きくなりましたが手はまだ生えてきません。大人になれないのでしょうか?

ななつのキジの子、おさんぽ

 芝生広場にキジの子どもが、おさんぽに来ました。カラスではありませんが7つの子です。園内に巣は見当たらないので近くの藪から来たのでしょう。芝の中にいる虫をついばんでいるようです。周辺にはキツネやタヌキも住んでいるので、無事に育つといいな。柵でおおわれている園内は外に藪より安全です。見かけたら、そっとしといてくださいね。

ツバメの巣にアオダイショウ

  • 右から2番目の巣にアオダイショウがいます

    右から2番目の巣にアオダイショウがいます

ツバメの巣にアオダイショウが入っていました。ヒナを何羽まる飲みしたのでしょう。顔に比べて異様に太い胴体です。ツバメはかわいそうですがアオダイショウも生きていくためには仕方ありません。ツバメだって、たくさんの虫を食べています。虫だって葉っぱや小さな虫を食べるでしょう。アオダイショウもイノシシやタカに食べられるかもしれません。食物連鎖、弱肉強食、自然はきびしいのです!

もし、人間が葉っぱを食べる虫を殺虫剤などで全部駆除すると、どうなるでしょうか?虫を食べるツバメは生きていけません。ツバメを食べるアオダイショウも、イノシシも、タカも、生きていけません。食物連鎖が切れてしまいます。まわりまわって人間も生きていけなくなるかもしれませんよ。怖いですね。

ゴマブンの羽化

芝生広場の芝はときどき刈込しますが、昨年刈り込んだ芝を積んで置いたら中からたくさんの芋虫が出てきました。
カブトムシにしては小さいので何が出るか芝と一緒にケースで飼育しました。
7月11日、ケースをあけてみるとゴマブン(シロテンハナムグリ)が羽化していました。

珍しいアシナガバチの羽化

わんパークにはハチがたくさんいてときどき巣を作ります。自動販売機の付近に巣があったので除去したのですが巣穴のふたがレモン色をしていたので珍しいなと思っていました。まもなく黄色いふたを破って2匹羽化しましたので調べたところ、ヤマトアシナガバチという珍しいハチでした。環境省のレッドデータブックでは、絶滅危惧1類(情報不足)となっていました。

マダニに注意しましょう!

最近、昆虫採集に来るお子さんが増えてきました。でも、あまりにも無防備な服装で来られる方が目につきます。虫取りに来るときは必ず、長袖、長ズボン、肌が露出しない靴(できれば長靴)で来てください。そして、帰りには服に「マダニ」がついていないかよく確認してくださいね。【マダニの写真は国立感染症研究所昆虫医科学部提供】

わんパークは、豊かな自然の中で自然と遊べるフィールドです。チョウやバッタやカブトムシ、池にはメダカやカエルやトンボなどがいます。と同時にヘビやスズメバチやムカデなどの毒虫もいます。それらは、まだ目に見えますので、よく注意して見れば事前に発見して避けることができます。でも中には、たいへん小さくて目立たないものもいるのです。その代表が「マダニ」です。草むらなどに潜んでいて人に食いつき血を吸います。その時に感染症を移されることがありますので注意が必要です。〈詳細は下のアイコンをクリック〉

 

ワルナスビ現ワル

  • ナスに花に似ています

    ナスに花に似ています

  • ミツバチも繁殖に協力的

    ミツバチも繁殖に協力的

  • 可憐な花です

    可憐な花です

  • 花言葉は「悪戯」

    花言葉は「悪戯」

  • 繁殖力は旺盛です

    繁殖力は旺盛です

  • どんどん生えてきます

    どんどん生えてきます

  • この辺りに多いです

    この辺りに多いです

  • トゲがあります

    トゲがあります

要注意外来種のワルナスビが繁殖しています。
トゲあり、毒あり、強い繁殖力あり、いいところが一つもないのでワルナスビと名付けられたそうです。まあ、ワルナスビとしては、ただ生きているだけ、繁殖するのも生き物としてはあたりまえなので、そんな名前を付けられるのは迷惑な話です。ただ、わんparkとしては、不法侵入(?)なので排除します。
来園者の皆さん、トゲがありますので冒険の森をはだしで歩いたりサンダル履き(ズック靴でも?)で歩くと痛いので注意してくださいね。

野鳥のながら運転

ドーンという衝撃音がしました。何事かと思い見に行くと、ツグミが窓ガラスに激突したらしく倒れていました。よそ見しながら飛んでいたのでしょうか?息はあるようだったので、しばらく様子を見ることにしました。仲間のツグミが心配そうに見に来ていました。約2時間後、ようやく立ち上がりましたが動きません。さらに2時間後、動き出しました。そしてさらに1時間後元気に飛び立っていきました。一安心です。私たちも、前をよく見て運転したり、歩いたりしましょう。スマホを見たり、わき見をしていると命取りになりかねませんよ!自然はいろいろなことを教えてくれます。

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