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「ドングリきんとんづくり」で初めての味を楽しみました!

 (わんパーク)

ドングリからきんとんはできるのか?

今までの11月の定番イベントといえば、アキグミを使った「ワイルドベリーのジャムづくり」。渋いアキグミがおいしい(ちょこっと渋いですが)ジャムになるということで、好評をいただいてきました。でも、今年は趣向をちょっと変えられないか?という思いもあり、今年はドングリを使ったお料理イベントにチャレンジです。特別出演として、ドングリについてたくさんご存じの「葉っぱ先生」こと河江さんにも登場いただきました。

使うドングリは、シイの仲間「マテバシイ」

ドングリは、そのままではほとんど食べられません。なぜなら“渋い”から。ところが、あるんです。渋くないドングリが!それはシイの仲間。神社などに植えられるスダジイなどは、その代表格なんです。ただ、スダジイは小さい…ということで、シイの仲間でも大きな実をつける「マテバシイ」を採集してきました。

いざドングリクッキング!

手順は簡単。ドングリを炒めて殻をむいて、中身を茹でて潰して、裏ごしして、最後にお砂糖を加えるだけ!「うん…?本当に“それだけ”」?と思った人は、想像力豊かです。そう、これはなかなかに大変なひと手間ですよ。でも、そのひと手間を楽しむのが、わんPark流なのです。ちなみに、殻をむきながらドングリを試食してもらうと…あれ?「なんか粉っぽい」「あんまりおいしくない」。ちょっと不評でした。まあ、これは想定内!

大変だけど、もう少し!

ちょっと硬いドングリをマッシャーで潰して、裏ごしするのは想像以上に大変!(圧力鍋とミキサーがあればもっと楽にできるかも…)子どもたちはもちろん、裏ごしでは大人も参戦!みんな、めげずに本当にがんばりました。そしてできあがったのが…

ドングリきんとん!

ついにできました、ドングリのきんとん。そしてお味のほうは…「おいしい!」。ほのかに甘く、かすかに渋みもあるワイルドな味が、子どもたちの心を打ちました。中には、お父さんお母さんの分まで食べてしまう子も…。ジャムに劣らぬ、大人気でした。

お疲れさまでした!

ドングリの茹で時間は30分、潰し・裏ごしでやっぱり30分以上…。今回は、かなり時間がかかってしまいました。ただ、それゆえに「野生のものを使ったお料理って大変なんだ!」というのが、子どもたちに伝わってくれれば、なによりです。来年はもっと改良するぞ!参加者の皆さん、ご苦労様でした。そして、たくさん助けていただいた葉っぱ先生にも感謝です。ごちそうさまでした!

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