ホタル保護活動視察バスツアーを開催しました
(鳥川ホタルの里)免々田川の保護活動
20名の募集に対し19名の応募があり、当日2名の方が欠席されたため17名の参加となりました。
朝、9時に岡崎市役所を出発。天候に恵まれ絶好の視察日和となりました。道中、鳥川ホタル保存会、北野ホタルの会、鴛鴨ほたるの会の活動近況報告をしていただきながらバスを進めてまいります。
10時半過ぎに第一視察地の清田市民館に到着しました。「免々田川を守る会」の木村会長をはじめ6名のメンバーの方々が出迎えてくれました。
さっそく、館内でスライドを使った説明を受けました。免々田川は、川を取り囲む山からいくつもの細流が流れ込み河口へとつながっているため川と海とが一体となった生態系が維持されていて多様な生き物が生息しています。一時期、生活排水や農薬散布によって水質汚染が進んだ時期もあったが、有志らが竹炭の入った網袋を毎年川に設置して浄化を図ったところ、年々ゲンジホタルが増え今ではピーク時には3000匹のホタルが乱舞するようになったとのこと。竹炭を焼く窯が寺の境内に2基あり、地域の山に生えている孟宗竹を切り出して焼いています。竹を割るのに、一列の並べた竹の上をユンボで踏みつけるというユニークな方法をとっています。竹炭製作や設置には小学生に参加してもらい環境学習体験にも取り組んでいるそうです。
続いて、現地を案内していただき視察をしました。川の所々に竹炭の入った網袋が設置してありました。川底や側面にはカワニナがたくさん見られました。土手も見るからにホタルが潜りやすそうな状態にあり、素晴らしい環境が整っている感じがしました。炭焼き釜も立派な窯が2基ありました。ユンボによる竹割を実演していただきました。なるほど、効率よく竹が割れていました。免々田川を守る会のメンバーの方々は結束力があり、しっかり活動されている印象を受けました。
免々田川を守る会の皆さま、大変ご親切にご案内いただき真にありがとうございました。
朝、9時に岡崎市役所を出発。天候に恵まれ絶好の視察日和となりました。道中、鳥川ホタル保存会、北野ホタルの会、鴛鴨ほたるの会の活動近況報告をしていただきながらバスを進めてまいります。
10時半過ぎに第一視察地の清田市民館に到着しました。「免々田川を守る会」の木村会長をはじめ6名のメンバーの方々が出迎えてくれました。
さっそく、館内でスライドを使った説明を受けました。免々田川は、川を取り囲む山からいくつもの細流が流れ込み河口へとつながっているため川と海とが一体となった生態系が維持されていて多様な生き物が生息しています。一時期、生活排水や農薬散布によって水質汚染が進んだ時期もあったが、有志らが竹炭の入った網袋を毎年川に設置して浄化を図ったところ、年々ゲンジホタルが増え今ではピーク時には3000匹のホタルが乱舞するようになったとのこと。竹炭を焼く窯が寺の境内に2基あり、地域の山に生えている孟宗竹を切り出して焼いています。竹を割るのに、一列の並べた竹の上をユンボで踏みつけるというユニークな方法をとっています。竹炭製作や設置には小学生に参加してもらい環境学習体験にも取り組んでいるそうです。
続いて、現地を案内していただき視察をしました。川の所々に竹炭の入った網袋が設置してありました。川底や側面にはカワニナがたくさん見られました。土手も見るからにホタルが潜りやすそうな状態にあり、素晴らしい環境が整っている感じがしました。炭焼き釜も立派な窯が2基ありました。ユンボによる竹割を実演していただきました。なるほど、効率よく竹が割れていました。免々田川を守る会のメンバーの方々は結束力があり、しっかり活動されている印象を受けました。
免々田川を守る会の皆さま、大変ご親切にご案内いただき真にありがとうございました。
清谷川のホタル保護活動
引き続き、午後からは清谷川を視察しました。
13時10分、衣笠市民館に到着。「せせらぎの会」の藤城会長はじめ7名のメンバーの方々が出迎えてくれました。
館内で昼食をとらせていただき、保護活動の説明を受けました。
田原市市街地からほど近い衣笠山の麓にあるため池から流れる川です。衣笠山には田原市の天然記念物に指定されているシデコブシの群落があります。
元々は藤七原湿地でしたが市街地から近いため住宅地化され、その生活排水によって河川が汚染されホタルは壊滅状態になったそうです。
平成元年に衣笠地区婦人会が田原町環境衛生課、保健所の協力で「清谷川にホタルの舞う夢を追って」と題してゲンジホタルの人工飼育を開始、支流の庄司川上流から親ホタルを採集して幼虫を育て、各学校・保育園の協力を得て放流を繰り返したそうです。(幼虫飼育方法は岡崎市立河合中学校で教わったとのこと。)
その後、平成6年に下水道が整備されると河川浄化が進み、平成9年には乱舞が見られるようになったそうです。
平成9年10月に集中豪雨がありすべて流失しましたが、3年後に復活。平成14年に三面張りだった河川を農村自然環境整備事業で5億円かけて改修しているそうです。現在では、毎年3000匹を超えるホタルが乱舞するようになっています。
その後、現地視察に案内していただきました。
河川は住宅地のすぐわきを流れていますが、ホタルは乱舞しているそうです。
住宅地の上流は田園地帯で河川は改修されいかにもホタルが住みやすそうな状況でした。地元住民の活動もさることながら、大規模な河川改修を行った行政との協力体制が素晴らしいと思いました。
こちらの、「せせらぎの会」の皆さまも大変ご親切にご案内いただき真にありがとうございました。
田原地域の人々のやさしいお人柄に感動しつつ帰路につきました。
16時半頃、岡崎市役所に無事到着し解散となりました。
ご参加くださった皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
また、バスを安全に運航してくださったドライバーの和出さん、真にありがとうございました。
13時10分、衣笠市民館に到着。「せせらぎの会」の藤城会長はじめ7名のメンバーの方々が出迎えてくれました。
館内で昼食をとらせていただき、保護活動の説明を受けました。
田原市市街地からほど近い衣笠山の麓にあるため池から流れる川です。衣笠山には田原市の天然記念物に指定されているシデコブシの群落があります。
元々は藤七原湿地でしたが市街地から近いため住宅地化され、その生活排水によって河川が汚染されホタルは壊滅状態になったそうです。
平成元年に衣笠地区婦人会が田原町環境衛生課、保健所の協力で「清谷川にホタルの舞う夢を追って」と題してゲンジホタルの人工飼育を開始、支流の庄司川上流から親ホタルを採集して幼虫を育て、各学校・保育園の協力を得て放流を繰り返したそうです。(幼虫飼育方法は岡崎市立河合中学校で教わったとのこと。)
その後、平成6年に下水道が整備されると河川浄化が進み、平成9年には乱舞が見られるようになったそうです。
平成9年10月に集中豪雨がありすべて流失しましたが、3年後に復活。平成14年に三面張りだった河川を農村自然環境整備事業で5億円かけて改修しているそうです。現在では、毎年3000匹を超えるホタルが乱舞するようになっています。
その後、現地視察に案内していただきました。
河川は住宅地のすぐわきを流れていますが、ホタルは乱舞しているそうです。
住宅地の上流は田園地帯で河川は改修されいかにもホタルが住みやすそうな状況でした。地元住民の活動もさることながら、大規模な河川改修を行った行政との協力体制が素晴らしいと思いました。
こちらの、「せせらぎの会」の皆さまも大変ご親切にご案内いただき真にありがとうございました。
田原地域の人々のやさしいお人柄に感動しつつ帰路につきました。
16時半頃、岡崎市役所に無事到着し解散となりました。
ご参加くださった皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。
また、バスを安全に運航してくださったドライバーの和出さん、真にありがとうございました。