「ホタル保護レンジャー(幼虫の洗い出し・水槽の清掃)」を実施しました!
ゲンジボタルの幼虫は元気に育っているかな?
2021年10月23日(土)ホタル保護レンジャー活動の一環として、ゲンジボタルの幼虫の洗い出しと水槽の清掃を行いました。7月に生まれた体調1mmの幼虫がどれぐらい育っているかを観察し、同時に水槽の清掃を行いました。この日は天候にも恵まれ、一般参加者の方と地元鳥川ホタル保存会のメンバー合計22名で行いました。今年の夏も気温が高かったことや、ゲンジボタルの幼虫のエサとなるカワニナが不足していることもあり、幼虫がどの程度成長しているのか不安でありました。7月の段階で合計2,500匹ほどの幼虫を水槽に入れていましたが、洗い出してみると約550匹の幼虫を確認することができました。生存率は22%となります。大きく育っている幼虫もたくさんいましたが、一方で小さな幼虫も目立ちましたので、やはりエサ不足といえそうです。3月下旬には幼虫の放流式を行いますので、放流式までには大きく育てたいと思います。
ホタルを水槽へ戻してあげます!
幼虫の数を数え、水槽をきれいにした後、幼虫を水槽へ移します。ホタルの幼虫は普段石の下に隠れていますので、ホタルが隠れられるように大きめの石をいくつか置きました。小石や石を入れると水が濁ってしまうので、数回水の入れ替えを行いました。カワニナとカワニナのエサとなるクズの葉を入れてホタルのお家が完成しました。幼虫たちを新居へ移してあげます。きれいになって幼虫たちもきっと喜んでいることでしょう。参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!
幼虫は3月まで育て、3月下旬には放流式で放流を行います。放流式は市政だよりで参加者募集しますので、ぜひみなさまご参加ください!
幼虫は3月まで育て、3月下旬には放流式で放流を行います。放流式は市政だよりで参加者募集しますので、ぜひみなさまご参加ください!