きたやましっち
北山湿地
湿地固有の貴重な動植物の楽園
標高170〜190mの尾根の谷間にある「北山湿地」は岡崎市自然環境保護区に指定された湿地帯。低い山ひだから幾筋もの小川が流れ出て、10数個の湿地が成立しています。市内で最も古くから残っているミズゴケ類を主体とし、四季折々に湿地固有の貴重な動植物に出会えます。(平成28年6月30日には岡崎市の天然記念物に指定)
北山湿地(チャンネルおかざき「街ぶらり~岡崎発見隊~」平成28年10月1日~10日放送)
平成28年6月に岡崎市指定天然記念物に指定され、その後、平成29年2月には愛知県指定天然記念物に指定された「北山湿地」は、大小10ヵ所あまりの湿地群からなる岡崎市で最も大きな湿地です。豊かな自然の中には、多くの珍しい動植物が生息しており、新しく発見された植物や、氷河期から生き残るギフチョウなど、普段見ることのできない貴重な動植物を観察できます。番組では、愛知教育大学教授の渡邊幹男氏に、北山湿地独自の魅力について語っていただきました。「オンリーワンの湿地」と言える北山湿地の特徴についてぜひ知ってください。