岡崎ってこんなまち

GO FOR IT !(地域に関連する2020東京オリンピック・パラリンピック情報)

GO FOR IT !(愛知産業大学三河高校 戸松大輔君:アーチェリー競技)

 平成29年10月15日(日)、雨の中、岡崎中央総合公園の多目的広場でアーチェリー愛知県大会が開催されました。そこにはアーチェリー競技で2020年東京オリンッピック日本代表を目指す愛知産業大学三河高校2年の戸松大輔君(17歳)の姿がありました。この大会の直前にはアルゼンチンのロザリオで開催された第15回世界ユース選手権大会に日本代表(男子)の3名のうちの1名に選ばれて出場し、団体戦で見事3位に入賞しを果たし銅メダルを獲得されました。この大会でも1位を獲得され、今まさに日本アーチェリー競技の次世代を担うトップアスリートとして注目されています。大会終了後、戸松君に体育館事務所にお越しいただき、お話を伺うことができました。 

【アーチェリーを始めたきっかけを教えてください】
小学校5年生の時に3歳上のお兄さんの影響でアーチェリーを始めました。その後、愛知産業大学三河中学校へ入学し、中学ではアーチェリー部がなかったため、中学生で一人だけ三河高校アーチェリー部に混じり練習をしていました。休日は当時の愛知県総合運動場や岡崎中央総合公園のアーチェリー場でもよく練習をしていました。
 

【普段はどのような生活を送っているのですか?】
学校のある平日は朝6時ごろ起床し、夜は毎日疲れてしまい宿題ができないので、登校する7時くらいまでは宿題などの勉強をして、それから学校へ行きます。夕方4時半くらいまで授業を受け、その後夜の8時か9時くらいまで部活で練習をして帰宅し、夜11時ごろに就寝します。学校のない休日は、朝から夜6時か7時くらいまで部活をしているか、試合や大会に行っています。アーチェリーは大会が多く、夏場などは毎週のように大会に行っていたりします。

【戸松君にとってアーチェリーの魅力とはどのようなところですか?】
アーチェリー競技は基本的に個人競技なので自分との闘いとなります。故に自分の世界に浸ることができ、そこには自分ひとりだけで戦う楽しみがあります。大きな大会での決勝では1対1の勝負になることがほとんどで、たくさんの他の選手や観客がいる大舞台で打つことが楽しく、そいうところにも魅力を感じます。

【大会前に気を付けていることは何かありますか?】
やはり体調管理です。大きな大会では薬を飲むとドーピングに引っかかってしまう可能性があるので薬が飲めないんです。なので体調を悪くしないように気を付けています。基本的なことですが、外に出たときは手洗い・うがいをするようにしています。あとは夏場でもエアコンは一切使わないようにしています。

【2020東京オリンピックに向けての抱負をお願いします】
この11月に日本のナショナルチームの選考会が開催されます。そこでいい成績を収めて日本代表として2020東京オリンピックに出場したいです。ここまできたら、このチャンスをものにして2020東京オリンピックで金メダルを獲りたいです。

 海外遠征直後で雨の中での大会後であったため疲れもあったとは思いますが、そんなところはおくびにも出さず、終始爽やかにハキハキと、それでいて謙虚に応対をしてくれた姿が印象的でした。17歳とは思えない落ち着いた受け答えと肝の据わった雰囲気は、大舞台で大勢の人の前で矢を射るのが楽しいと本気で思っているんだということを素直に納得させてくれるものでした。戸松君の今後の活躍がとても楽しみです。
これからも中央総合公園は戸松君を応援し、戸松君の活躍をお知らせしていきます。

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