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バッタとり祭りを開催しました

講師はベテラン昆虫博士

  • 子どもが大好きな、講師のなまちゃん

    子どもが大好きな、講師のなまちゃん

講師は、宮田賢輔さん。ニックネームの「なまちゃん」は、
ナマズに由来するのだとか…。子どものころから捕獲と飼育を
重ねてきた、プロ中のプロで、ときにわんParkの職員も指導
いただいています。

まずはハウスの中で、「生き物ってすごい大事だよね?」というオハナシ。
ただ捕るのではなく、昆虫を大切にするために、どこに住んでいるのか、
何を食べているのか考えながら捕る、これがなまちゃんが大切にしている
ことなんです。

いざ、野外で採集

  • 「えいやっ」「捕れた?」「捕れた~」

    「えいやっ」「捕れた?」「捕れた~」

お話のあとハウスを飛び出した子どもたち。えいやーっとばかりに
バッタ捕獲に入ります。この日はトンボも多かったので、途中で
予定変更する子も多し。まあ、それも一興でしょう。

捕れた、捕れたよ!大漁だ~

  • 虫もカエルもわっさわさ

    虫もカエルもわっさわさ

ほら、こんなに捕まえた!あれ?コオロギも見えるけど…。
バッタとり祭りじゃないの?って思いますよね。
ご安心ください、コオロギは実はバッタの一種なんです(意外)。
この日はアマガエルやトノサマバッタ、ウスバキトンボのほか
ノコギリクワガタも捕獲できました。

昆虫を大事にするために…

  • 「なまちゃん、これはどうやって飼えばいいの?」「エンマコオロギはなすときゅうり、かつおぶしをあげてね」

    「なまちゃん、これはどうやって飼えばいいの?」「エンマコオロギはなすときゅうり、かつおぶしをあげてね」

捕まえた昆虫は、なまちゃんお手製の図鑑で種類をチェック!
とても大切なことを教わりました。それは、バッタ類のひげの
長さ。
・コオロギやスズムシのように長い触角のものは
昆虫の死骸などの肉類も、草も食べる種類

・ショウリョウバッタやオンブバッタのように
短い触角のものは、草だけを食べる種類

そんなことがわかるんですって!

そして、最後にみんなから聞けたバッタたちの住みかは…。
草むらの中、土の上、芝生、などなど。そうした場所を
大切にすることが、昆虫を大切にすることにつながるんです。

子どもたちにとって、深い学びもある楽しい時間が
過ごせました。

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