八ツ木天が峯、広見の丘

三角広場からD路線に入り約5分、三角点を越えてすぐ南側に施設内でいちばん高い(169m)八ツ木天が峯があります。

テーブルと椅子が設置してあります。

D路線は全長約１kmあり施設内最長でアップダウンはありますが爽やかな風が吹き抜ける爽快な尾根道です。

アカゲラ、コゲラにも会えるかも。



昔は現在の八ツ木町から奥山田に抜ける尾根道で赤松林がありマツタケの産地でもありました。また、斜面には段々畑が

幾重にも続き広々とした丘陵地で、その眺めが人々の心をつつむ様な美しさから「広見」とも呼ばれていました。

南西方向には眼下に岩津城も見下ろせたとのことです。

また、室町時代後期にはこの付近で岩津城を拠点にした松平信光と武田勢との合戦が繰り広げられたとのことから明治の頃には矢じり探しが流行ったそうです。

そんな歴史を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。

「岩津の史跡と文化財」より一部引用