せながのししがき
瀬長の猪垣
(鳥川ホタルの里)田畑を守るための先人の知恵
江戸時代、猪や鹿の被害を防ぐために田んぼや畑を取り囲むようにつくられた石垣です。この地域独特の領家片麻岩(りょうけへんまがん)という固くて平らに割れやすい岩を積み重ねてつくられています。鳥川ホタルの里には20ヶ所ほどこの猪垣が残っていますが、この瀬長の猪垣は状態がよく残っており、猪が登れないように上のほうが反っている「猪返し」も見ることができます。
江戸時代に造られたものがそのまま残っています
高さは大人の背丈くらい
下から見上げると「猪返し」がよくわかります
もともと畑だったところをぐるりと囲んであります
領家片麻岩(りょうけへんまがん)という薄く割れる岩が重ねられています
DATA
基本情報
住所 | 〒444-3614 愛知県岡崎市鳥川町字小デノ沢5-1 |
---|---|
電話番号 | 0564-82-3027(ホタル学校) |
備考 | 岡崎市ホタル学校にお立ち寄りいただければ、鳥川ホタルの里の散策ができる地図をお渡しします。 |