ぜんまい手紡ぎ織　菊地星女展

「ぜんまい手紡ぎ織」は、野草ぜんまいの新芽の綿毛を屑眉や綿などと混ぜて糸に紡ぎ、草木で染めた絹糸や木綿糸とともに織り上げた織物です。
素朴な生活用品として古くから東北地方などで作られていました。

菊地星女は、晩年独自のデザイン織物を作成し、日本民藝館奨励賞を受賞するなど高く評価されています。
彼女作の織物約50本のうち、本展では30点ほどの帯やタペストリー、2点の着物を展示し、一部を販売いたします。


【ギャラリートーク】
識者を招いてギャラリートークを開催します。お茶とお菓子付きで500円です。
■10月7日（土）　14：00～15：00
テーマ／「いのちを紡ぐ、織りのしごと」
講師／石井りえ氏（日本民藝館）、百田文子氏（豊田市民芸館挙母木綿講座講師）
■10月8日（日）　14：00～15：00
テーマ／「母とわたし、アート的暮らし」
講師／大辻織絵氏（歌い手・書家・旧石原家住宅館長）、菊地栄氏（星ノ杜代表・立教大学大学院講師）